薄ミュトリップ(最終)

平助、男 ページ43

平助から男と見てくれと言われてから
かなりの日が流れ

私達は今目の前の羅刹と戦っている


泉の記憶･･･怨念で強化された羅刹達

雪村道綱とは千鶴ちゃんと風間さんが戦っている


平助｢A！大丈夫か？｣

主｢大丈夫、これでも鬼だから･･･｣

平助｢そか、無理すんなよ｣

主｢うん｣

大丈夫って言っても必ず守ってくれる

私も鬼チームで風間達と修行し強くなったのに

戦いの中で平助の優しさが伝わってくる

小さいように見えて本当はそんなに小さくない

男らしくて強くて


平助｢風間！千鶴！｣

風間｢来たのか｣

主｢下は大丈夫ですよ｣

千鶴｢お千ちゃんは？｣

主｢今は気絶してる。もう大丈夫｣

千鶴｢良かった｣

綱道｢おやおや、千鶴の代わりにしたのですが駄目でしたか｣

平助｢道綱さん･･･｣

道綱｢仕方ない本人を連れていきましょう｣

千鶴｢きゃっ！？｣

道綱｢千鶴は返して貰いますよ｣

風間｢道綱！貴様！！｣

道綱｢羅刹やってしまいなさい｣

風間｢！｣

平助｢なんだこいつらっ｣

主｢強い｣

風間｢待て！｣

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

平助｢お、おい！ったく！｣

主｢千鶴ちゃんが心配なんだよ、仕方ない｣

平助｢あと三･･･｣

主｢二人なら大丈夫｣

平助｢だよなっ行くぞ｣

主｢うん｣

ザシュッ

平助｢ぉりゃ！！｣

ザシュッ

ザシュッ

平助｢よし！｣

主｢これで終わりだね｣


平助｢よし、下戻るぞ･･っ危ない！！！｣

ｼｭｯ

平助｢う"っ｣

主｢平助っ！！！っっなんてことすんのよ！！！！｣


ザシュッ


主｢よ、よし、はぁはぁ･･･っ平助･･･｣

平助｢大丈夫。急所は外れたっぽい｣

主｢でも･･･私庇って、私鬼だから死なないのに｣

平助｢例えすぐに消えても痛いのは同じだろ？｣

主｢ありがとう｣

平助｢おうっ｣

主｢怪我みせて、止血しないと｣

･
･
･

それから戦いは終戦を迎えた
風間が道綱を倒し他は新撰組と薄ミュメンバーが倒した

私達は怪我休めの為２ヶ月ほど
残るのことになった


主｢平助入るよ｣

平助｢ん？どした？｣

主｢怪我の具合どう？｣

平助｢大丈夫、もう少ししたら仕事も出来るし｣

主｢本当ごめんなさい｣

平助｢謝んなって、好きな女を守りたかっただけだし｣

主｢平助･･･｣

平助｢ちょっとは男に見てもらえたか？｣

主｢うん、かっこいいよ｣

平助｢よしっ！｣

子供に見えていたはずだった

なのにすごくかっこよくて

守ってくれて

離れたくないな･･･

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