薄ミュトリップ(最終)

総司、お嫁さん(最終回) ページ35

皆に言ってから数日後

婚礼の儀をぜひと
皆が言い

それに千姫が私が手伝うわと

隊士には秘密で

私はいま白無垢姿である

主｢で、できました｣

総司｢！｣

主｢恥ずかしい｣

雪村｢綺麗です！｣

総司｢凄い似合ってる｣

主｢ありがとう｣

総司｢可愛い｣


千姫のお陰でひっそりしてる割に
かなり豪華に仕上がっていた


近藤｢いやぁ、めでたい･･･総司が総司がなぁ･･･ついに｣

左之｢近藤さん泣くの早くねぇか｣

平助｢そうだよ、しっかりしてくれよ｣

池｢仕方ないよ｣

松｢あれ、千姫さんは？｣

小｢あっちじゃない？｣

河｢例のやつ？｣

松｢そうそう、出来てるかなって｣

廣｢千姫さんできてる？｣

千姫｢ええ、出来てるわよ｣

廣｢出来てるって、貰って来たよ｣

松｢誰渡すんだっけ｣

矢｢俺ではない｣

宮｢じゃんけんしたよね？｣

鈴勝｢あれ結局決まったんだっけ？｣

柏｢えーと｣

鈴拡｢誰だっけ｣

味｢大介だよ｣

廣｢そーだっけ｣

松｢そーだ！沖田役だからって｣

矢｢あぁ〜｣

廣｢じゃ持っておく｣


・
・
・

矢｢ここで俺達から贈り物が、あります｣

池｢俺達の世界では結婚すると皆じゃ無いけど指輪ってゆーのをするんだよ｣

廣｢2人に指輪を｣

主｢え、ありがとう｣

松｢この時代だと珍しいから千姫さんにお願いしたんだ｣

主｢ありがとう、お千ちゃん｣

千姫｢ううん、迷惑掛けたし｣

総司｢で、このゆびわってどこにどうするの？｣

主｢左手貸して｣

総司｢ん｣

主｢薬指に付けるの｣

総｢へえ、ぴったり･･･こないだってこれだったんだ｣

主｢皆、ありがとう｣

総司｢ありがと｣

平助｢総司がお礼だって！？｣

総司｢何？｣

斉藤｢明日は雨か･･･｣

総司｢さり気なく一くんまで何んなのさ｣

斉藤｢いや、おめでとう｣


戦いが待ち受けてるなんて
忘れるくらいに

皆が笑顔でたのしんだ


こうして私は
総司のお嫁さんになった

私達は戦に参戦する

途中で抜けて
山奥でひっそりと隠れ暮らそうと
決めている


総司｢早く来ないと置いてくよー｣

主｢まっ、待って｣

総司｢やだね｣

主｢ﾑｯ( ˘•ω• )｣

総司｢嘘だよ、拗ねたら可愛くないよ｣

主｢元から可愛くないので｣

総司｢全く拗ねると大変だ、僕のお嫁さんは
ほら、行くよ｣

グイッ

主｢ちょ、ちょっと｣

総司｢お団子お団子〜｣








(終)

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