薄ミュトリップ(最終)

いつか ページ4

土方｢本当は言わねえつもりだったんだが｣

主｢？｣

土方｢俺は、お前が隣で笑ってんのが心地よくてな。修行の間、お前が居なくて気づいたことがある｣

主｢何をですか｣

土方｢俺はお前に心底惚れてるらしい｣

主｢っ！？｣

土方｢隣にいて欲しい･･･そう思った時もあった｣

主｢え？｣

土方｢血だらけのお前見るまではな｣

主｢･･･｣

土方｢お前には危なくないところで笑っていて欲しい･･･隣にいるのが俺じゃなくてもな｣

主｢土方さん･･･｣

土方｢原田には俺の想いに気付かれて色々言われたが、俺は隣でいつ消えるか分からないお前の笑顔と姿見ていくよりも幸せになって欲しいんだよ｣

主｢･･･｣

土方｢俺はお前からのこの入れ物だけで十分だ｣

主｢私はそんなにも思って頂いてたと知らずに･･･私、私｣


土方さんは優しく抱きしめてくれた


土方｢最期だ、笑ってくれ｣

主｢む、無理です･･･｣

土方｢仕方ねえな｣


ﾁｭ･･･


主｢！｣

土方｢最期だ、笑ってくれ｣

主｢･･･はい｣

土方｢お前を縛ることはしねぇ、好きな人見つけて夫婦になって幸せになれ｣

主｢はぃ、こ、後悔させますから！｣

土方｢あぁ(もう、してる)｣

主｢ありがとうございました｣

土方｢俺もありがとうな｣

主｢お元気で｣

・
・
・

心灯｢皆さん用意は出来ましたか？｣

全｢はい｣

心灯｢では行きます！｣




突然当たりを光が包んだ

光がおさまると

薄ミュメンバーの姿はどこにもなかった



左之｢土方さん良かったのかよ｣

土方｢あぁ、いいんだよ。これで。あいつの最高の笑顔みれたんだからよ｣

左之｢･･･そうか｣

・
・
・


そして薄ミュメンバーは･･･



矢｢戻ってきた？｣

松｢ここは･･･稽古場？｣

菊｢･･･えとなんだろうどうゆう事？｣

｢おはようございます｣

｢おはようございます｣

毛利｢おお、早いね｣

吉｢おはようございます？｣

毛利｢どうしたの？座れば？｣

山｢えと、今日って何でしたっけ｣

毛利｢忘れたの？｣

山｢いえ、確認しておこうかと｣

毛利｢今日は顔合わせだから、この後挨拶して軽く読んで･･･｣

矢｢顔合わせ･･･｣

毛利｢？｣

井俣｢おはよう、どうしたの？｣

主｢え？いえ、何もないですよ？LIVE楽しみですね｣

井俣｢ホントだね｣

矢｢え？｣

菊｢もしかして、いま、かまかけた？｣

主｢もしかしてとおもって･･･このメンバーでいて他が特に指摘なかったんで･･･｣

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