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敬助、乗り越えて ページ23

山南「・・・」

主「ありがとうございました。結局守って貰って・・・力使わせてしまって・・・すみません」

山南「謝ることはありません。私がしたくてしたこと」

主「私は・・・山南さんの背中を見てて思わされました。隣で一緒にいるのは出来ないということ・・」

山南「Aさん」

主「私、あの時名前で呼んで下さって嬉しかったです」

山南「・・・」

主「決めました・・・最後まで傍にいさしてください。私知ってます・・・どんどん寿命が削られて砂になって消えること」

山南「・・・」

主「最後のその時まで見届けたいんです」

山南「その後は?・・・あなたのその後はどうなるのですか」

主「まだわかりません」

山南「それでは!」

主「・・・大丈夫じゃ無いかも知れませけど乗り越えて見せます」

山南「・・・はぁ、分かりました。もう敵いませんね・・・好きな人にこれだけ言われてしまっては・・・」

主「それじゃあ・・・」

山南「その時まで・・・一緒に」

主「はいっ!」





私が残ると告げると皆は驚くような
納得するような感じだった
仁美さん達はお祝いしてくれた

七日間はあっと言う間に終わりを告げようとしている

山「元気でね」

吉「気をつけてね」

鈴拡「頑張って下さいね」

矢「頑張れ!」

皆からあったかい言葉をもらい
皆は光に包まれ消えた


雪村「行ってしまいましたね」

主「そうだね」

山南「本当に、良かったのですか」

主「はい!」






左之「話って?」

山南「貴方にこのような事を頼むのは無礼も承知の上ですが・・・私はもう長くは無いでしょう・・あの子をもう守れない・・・あの子はこの戦を見届けるつもりです。私が居なくなった時には原田くんの傍に置いて守ってはくれませんか」

左之「・・・そうか・・・山南さんはそれでいいのかよ?」

山南「あの子が幸せなら」

左之「・・・分かった」






雪村綱道がいない今
物語は違う方へ進むかと思われたが

南雲薫により
同じ道へと進むこととなった
一つ違うと言えば
山南さんが一度も裏切る事が無かったことだ
女鬼であることが変わらず
共に戦ってきた

ここが最後の場所なのかもしれない

だって・・・ここは


仙台城だから



平助「・・・行くぞ」

山南「ええ」

主「はいっ」


時は早いものだ

戦が続き
恋仲としての時間は少なかった

それでも、時間をぬっては
一緒にいた

色々あった
ゲーム通りだったり
少し違ったり・・・

敬助、幸せ→←敬助、戦い



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(プロフ) - かなりん♪さん» リクエストありがとうございます。鈴木拡樹さんはリクエスト一票入っています。流石、人気ですね。頑張ります! (2017年1月13日 2時) (レス) id: 8b40b7959b (このIDを非表示/違反報告)
かなりん♪(プロフ) - こんばんは(*´∇`) どなたかが、リクエストしてたらすみませんm(._.)m キャラではないのですが鈴木拡樹くんオチお願い出来ますか? (2017年1月13日 2時) (レス) id: 46f3c28656 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年1月9日 1時

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