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敬助、戦い ページ22

主「・・・だ、大丈夫です・・・鬼なので、すぐ塞がります」

山南「それでも・・・痛みはあるのでしょ」

主「大丈夫で・・す」

山南「・・・」


いくら鬼も心臓を突かれないかぎり死なないと
言っても出血もするし、痛みもある

少し深く切られたのか塞がっても
貧血でフラフラとした

山南さんは羅刹を倒しながら、力強く私を支えてくれた。


山南「さぁ、後は貴方だけですよ」

千姫(泉)「ちっ・・・」

山南「少し休んでいて下さい」

主「・・・山南さん・・・私、は」

山南「大丈夫です」



ボーとしつつ山南さんの背中を見つめた
次第に綺麗に白くなる髪

赤い目・・・

止めたのに
私が力を使わせてしまった

私のせいで・・・

だが、お陰で戦いは勝利におさまった。

山南「・・・ふぅ」

最後に私に向けた視線が
どこか寂しそうに揺らいでいた






その後は羅刹を無事全部たおした土方さん達と
雪村綱道をたおした鬼側と合流した。

記憶の岩も薄ミュメンバーで壊し
無事に戦いは終わった


心灯「ありがとうございました。これで本当に終わりました。貴方がたを元のところへと帰しましょう」

原田「ちょっと待ってくれ、終わったばかりで疲れてるだろ、少し休みをくれねえか?別れもちゃんとしたいしな」


心灯「皆さんはそれで良いですか?」

菊「いいよね?」

矢「もちろん」

味「うんうん」

心灯「では七日後にまた、ここで」





山南「大丈夫ですか」

主「はい、私は休めてたのでもう大丈夫です」

山南「そうですか、よかった」

主「帰ったら、帰ったら・・・話の続きを・・・」

山南「分かりました」

・・・


雪村「分かりました、これを縫っておけばいいんですね」

主「ごめんね、まかせちゃって」

雪村「ううん、これくらいやらせて」

主「お裁縫道具は持ちあわせて無くて・・」

雪村「用事あるんじゃ無かったっけ」

主「あ、夕餉後色々終わったらって約束したのに忘れてた、千鶴ちゃんあとお願いね」

雪村「うん、行ってらっしゃい」





主「すみません!お待たせしちゃって」

山南「・・・」

主「あれ、寝てる珍しい」

山南「・・・」

主「あのー、山南さーん?・・・」

ぐぃっ

主「えっ!?」

山南「ん?あ、す、すみません」

主「いえ、珍しいですね」

山南「色々考えていたら・・・」

主「そうですか」

山南「・・・」

敬助、乗り越えて→←敬助、どうか



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(プロフ) - かなりん♪さん» リクエストありがとうございます。鈴木拡樹さんはリクエスト一票入っています。流石、人気ですね。頑張ります! (2017年1月13日 2時) (レス) id: 8b40b7959b (このIDを非表示/違反報告)
かなりん♪(プロフ) - こんばんは(*´∇`) どなたかが、リクエストしてたらすみませんm(._.)m キャラではないのですが鈴木拡樹くんオチお願い出来ますか? (2017年1月13日 2時) (レス) id: 46f3c28656 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年1月9日 1時

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