貴方との約束を破ります[沖田総司]

裏話4 ページ39

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コンコン



貴｢はーい｣



千鶴｢失礼します｣



貴｢千鶴ちゃん｣



千鶴｢体調はどうですか｣



貴｢もう全然大丈夫！早く学校行きたいくらい！運良く何も後遺症とかなし｣



千鶴「それは良かったです(´∀`)」



先輩が目覚めてから今までの事を
謝るつもりで行った

けど先輩は謝らないでと拒否された
「今世での恋は自由だから
それを私達二人が約束したことで
ねじ曲げてしまっていただけ」と


それからは昔話や惚気ばかりを
言い合っていた

先輩は
「今世は今世で前世は前世と千鶴にも言ったけど
でもね、やっぱり私にはあの人なんだよね
ごめんね」
と謝った



私も今なら分かる


たしかに前世と今世は違うけれど



願わくば平和な世界でもう一度


土方さんと皆さんと生きていけたら


どれだけ幸せなことだろうと


あの時代


ボロボロになって戦う
土方さんの背中を見て思っていた



私も同じ思いだと先輩に話して


2人して苦笑して


今の幸せスタートをかみしめた



それからはまた一段と仲良くなれた気がする



貴「どうかしたの？」



千鶴「へ？！あ！いえ！」



貴「そう言えば･･･平助元気？私の前では笑ってるけど･･･」



千鶴「大丈夫だと思います
平助君私の前ですら泣かないからどれくらい悲しんだとか苦しかったとか分からないですけど
最近乗り切ったみたいで
俺はあいつの親友だから！って意気込んでました！」


貴「親友･･･か･･･そっか、そっか！！良かった」


千鶴「ほんとに、そうですね」



貴「またみんなで遊園地行こうね」



千鶴「はい！」




貴「ダブルデートとか！」



千鶴「え！？は、はい//」



貴「順調そうで何よりね(^ω^)」





先輩はしばらくしてから退院した




屋上昼休み

約束してる訳では無いけど

昼休みになると土方さんが屋上にいるので

何となく通い始めである


土方「･･･」ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ←パソコン打つ音



千鶴「土方さんお昼食べられないんですか」



土方「今日はまだ買ってねえし、それに仕事があってな」


千鶴「買っているんですか」


土方「男の一人暮らしなんでな･･･んなもんだ」


千鶴「あ、あの！なら私作ってもいいでしょうか」


土方「！」



千鶴「バレない用にはするので」



土方「//わかった、美味いやつを頼む」


千鶴「はい！任せてください！」

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