離れない光 【 アンナチュラル 】

3 ページ3

フォレスト葬儀社、毎回ラボへ遺体を運び入れてくれる企業


前回、解剖に立ち会った木林さんもそうだが、なにか特別に裏がありそうな人ばかり･･･




だが、その先入観を含めても、



誰から見ても、





北瀬Aは、





モデルのように耽美な女性だった。









目はアーモンドのように大きく、縁取る睫毛、ツンと高い鼻、白い肌、どれをとっても芸術のように美しい


長く伸びる脚をきっちり合わせて立っている姿には、医家一家の僕から見ても、育ちの良さが感じられた。





まるで女優か誰かでも見ているみたいだ

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る
他の作品を探す