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ついた先は、病院から少し離れた、高層マンションの一室だった




「あの、先輩は一人暮らしなんですよね・・・」



家族構成などは1度も聞いたことはないが、おそらく月に何十万円が飛んでいくような



広い部屋だった




「ええ、」



ここがリビング


あれが、キッチン



奥が寝室です



・・・・・・・・・



「・・・気が紛れるなら、好きな時に来て何をしてもらってもかまいません」




黙り込んだ私に、クスリと笑う








「でもひとつだけ、



私の部屋にだけは入らないで下さい



・・・鍵が掛かっていますが、一応」









「分かりました」






男性の一人暮らしの家に遊び行くなんて、この前は考えられなかった



でも、







この人は信じたい






信じてもいい気がする

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作者名:抹茶金時 | 作成日時:2018年2月3日 12時

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