Another story 12 ページ34
your side
「Aちゃん、Aちゃん」
ぼんやりする意識の中で誰かに名前を呼ばれる。
うっすらと目を開けると、目の前には来栖レオ。周りには体格のいい男の人達が居た。
来栖「何回も呼んだのに目開けないからびっくりしたよー。さ、目を覚ました事だし始めようか♡」
…全く頭が働かない。今はどういう状況？始めようって何を？それにここは何処？なんかホテルの部屋みたいな感じだけど…。
来栖「Aちゃんは他の女と違って、泣き叫んだり煩くしたりしないんだね」
「……他の女ってどういうこと？私の他にも誰か居るの？」
「うーん、正確には居た、って言った方がいいかもね。俺達こうやって芸能人とか社長令嬢とかここに連れてきて、
「…そんな事して被害者の女の子達が黙ってるはずないわ」
来栖「大丈夫、俺達は証拠を残さないし、相手もばらされたくないから黙ってるしかないんだもん。それに事務所が守ってくれるし。だからAちゃんも諦めて一緒に楽しも♡」
そう言って目の前の男は私の服に手を伸ばしてきた。そして一つ一つゆっくりと私の反応を楽しみながらボタンを外す。
私は堪らず泣きそうになる。ただ普通に過ごしてたのに突然こんな目に合うなんて…。それに私だけじゃなくて今まで何人の女の子がこの怖い思いを経験してきたのだろう。本当に悔しくて仕方ない。この男も、周りの男達も絶対に許さない…
しかし私のそんな想いも虚しく、あっという間に上半身は下着だけになった。
来栖「じゃあ次はこっちね」
そう言うとスカートに手を伸ばす。
あぁ、もう駄目だ…私も同じような目に合うんだ…
そう思い涙を流していると、奥の方から「誰だコイツ！」と男達の騒ぐ声が聞こえてきた。
来栖「急になに？今からが楽しい時間なのに誰が邪魔してんの？」
「来栖さん、大変です！男1人が乗り込んできました…！」
…翔だ！翔が助けに来てくれたんだ！！
Another story 13→←Another story 11
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 397人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふるぽて(プロフ) - きなりんごさん» きなりんごさんコメントありがとうございます！クソデカボイスで好きと叫んで頂けて嬉しいです！ 物語は終わってしまいましたが、たまにでいいので読みに来てみてくださいね^^ (2021年11月30日 20時) (
レス) id: 82584e8201 (このIDを非表示/違反報告)
ふるぽて(プロフ) - しゅが〜さん» しゅが〜さんコメントありがとうございます！実はLINEの返信を待つシーンが自分の中でも結構お気に入りなんです^^こんな駄作でも素敵だと言って頂けて本当に嬉しいです。ありがとうございます！ (2021年11月30日 20時) (レス) id: 82584e8201 (このIDを非表示/違反報告)
きなりんご - え、スッキいいいいいいい(クソデカボイス) (2021年11月18日 17時) (レス) @page20 id: 0cb8f7fc33 (このIDを非表示/違反報告)
しゅが〜 - めっちゃ好きです！ LINEの返信くるの待ってるの可愛い過ぎるし、想像したらめっちゃ笑えますw こんな素敵な作品ありがとうございます！ (2021年11月14日 10時) (レス) @page10 id: 8796ade977 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふるぽて | 作成日時：2021年11月11日 20時
