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your side
「……一条Aか?」
耳を疑った。
確かに今、彼の口から私の名前が呼ばれた。
人違いなんかじゃなかった…。
「そうだよ…久しぶりだねマイキー」
そう答えると、さっきまで冷たく光がなかった目が少しずつ暖かくなり優しい目になった。
あ…この目…やっぱり変わってない。
あの頃と変わらないマイキーの目だ…
そう思って見ていると、マイキーの奥から顔を出し
?「君誰〜?めちゃくちゃ可愛いね〜」
?「首領の知り合い…みたいだな」
顔の綺麗な2人が同時に話しかけてきた。
急な質問にびっくりしてしまい、あ、あの…と焦っていると
掴んでいた手首をぐいっと引き寄せ、
私を背中に隠したマイキーが口を開いた。
マイキー「俺の大切な子」
え、大切な子…?聞き間違え…じゃないよね?
マイキーが私の事をそんな風に思ってたなんて知らなかった。
……………なんかくすぐったい気持ちになる。
でもマイキーの部下?の方々に挨拶しない訳にもなかないので、小声で「ありがとうマイキー。もう大丈夫だよ」と言ってマイキーの隣に並ぶ。
「初めまして、一条Aと申します」
挨拶をし丁寧にお辞儀をすると
蘭「Aちゃんって言うんだぁ、よろしくね〜。俺は灰谷蘭って言うんだ。こっちは弟の…」
竜胆「竜胆だ。よろしくな一条さん」
2人とも似ているなぁって思っていたら兄弟だったんだ。
「蘭さん、竜胆さん、よろしくお願いします」
と言いまた丁寧にお辞儀をした。
自己紹介も終わったし、そろそろ会場戻らなきゃと思って会場に向かおうとすると、会場の方から1人の男の人が向かってきて、私と目が合った途端、
?「あ゙ー!!!!やっと見つけた!!こんなところにいたのかよ!!」
長いピンクの髪で、口元に特徴的な傷がある男の人が大声を出しながらこっちに向かってきた…。
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ふるぽて(プロフ) - きなりんごさん» きなりんごさんコメントありがとうございます!クソデカボイスで好きと叫んで頂けて嬉しいです! 物語は終わってしまいましたが、たまにでいいので読みに来てみてくださいね^^ (2021年11月30日 20時) (レス) id: 82584e8201 (このIDを非表示/違反報告)
ふるぽて(プロフ) - しゅが〜さん» しゅが〜さんコメントありがとうございます!実はLINEの返信を待つシーンが自分の中でも結構お気に入りなんです^^こんな駄作でも素敵だと言って頂けて本当に嬉しいです。ありがとうございます! (2021年11月30日 20時) (レス) id: 82584e8201 (このIDを非表示/違反報告)
きなりんご - え、スッキいいいいいいい(クソデカボイス) (2021年11月18日 17時) (レス) @page20 id: 0cb8f7fc33 (このIDを非表示/違反報告)
しゅが〜 - めっちゃ好きです! LINEの返信くるの待ってるの可愛い過ぎるし、想像したらめっちゃ笑えますw こんな素敵な作品ありがとうございます! (2021年11月14日 10時) (レス) @page10 id: 8796ade977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふるぽて | 作成日時:2021年11月11日 20時