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Another story 7 ページ29

翔side




俺と明司さん、九井の3人は別の部屋に移動してきた。椅子に座り、部下から送って貰った物を2人の目の前に広げて、

「今日はあの俳優の件について来た。2人とも調べて知ってると思うが、事務所の力で隠してるがなかなかの事をやってる。こんなやつをお嬢と関わらせるにはいかないから協力しろ」

そう手短に言うと

明司「そりゃ俺達だってそんなやつAに近づけたくはねぇけどさぁ、Aが直接被害に合った訳じゃないし、オファーの件だってそのうち飽きるんじゃねぇか?」

「俺だってそう思ってたよ…そのうち忘れてくれるだろうって。でも偶然あいつが電話してるのを聞いてしまったんだ…」





ー2日前ー

仕事終わり、お嬢と帰るためにいつも通り会社の前に車を持ってこようと外に出た時、あの俳優が路地裏に入ってくのが見えた。

怪しい動きだったので、気になって後を付けてみると、誰かと電話してる様子だった。

来栖「いやぁ一条Aまじできついわぁ。今までの女だったらすぐ股開いてくれたのに、全然そんな気配すらないんだよー。つーか毎回側に誰かいんだよ。あー早く股開いてっとこ写メ撮って、それ脅しに一条A手に入れたいのに、ガード硬すぎてだりぃ…」


電話の相手は誰か分からなかったが、最悪の気分だった。その汚い口でお嬢の名前を言うのも許されない。こいつがお嬢とCMで共演?笑わせるな。そんな事は決して有り得ないし、そもそもお嬢に金輪際近づかせない。いや、そもそもこんなクソ野郎生かしておく価値はないよな…?
理性を保てそうになく、今すぐにでも息の根を止めてやろうとしたが、タイミング悪くお嬢から連絡が入った…。遅くなった俺を心配して連絡してきたみたいだ。

仕方なく俺はその場を後にし、お嬢の元へ向かった。




ーーーーーー


「っていうことがあったんだよ…だから最初はお嬢に近づかせないために脅し程度のネタを探していたが、こうなった以上、社会的に殺すしかないなって思って…」




さっきからずっと黙ってるなと思い、ふと顔を上げると、額に青筋を浮かべ信じられない程怖い顔をした2人。


九井「そいつ今何処にいる?今すぐ息の根を止めてやる…」

明司「おい、それじゃ駄目だ、余りにも優しすぎる。まずは長い時間をかけてゆっくりと痛めつけ、そいつが泣いて謝っても永遠に続けてだな…」


この2人、目が本気だ。

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ふるぽて(プロフ) - きなりんごさん» きなりんごさんコメントありがとうございます!クソデカボイスで好きと叫んで頂けて嬉しいです! 物語は終わってしまいましたが、たまにでいいので読みに来てみてくださいね^^ (2021年11月30日 20時) (レス) id: 82584e8201 (このIDを非表示/違反報告)
ふるぽて(プロフ) - しゅが〜さん» しゅが〜さんコメントありがとうございます!実はLINEの返信を待つシーンが自分の中でも結構お気に入りなんです^^こんな駄作でも素敵だと言って頂けて本当に嬉しいです。ありがとうございます! (2021年11月30日 20時) (レス) id: 82584e8201 (このIDを非表示/違反報告)
きなりんご - え、スッキいいいいいいい(クソデカボイス) (2021年11月18日 17時) (レス) @page20 id: 0cb8f7fc33 (このIDを非表示/違反報告)
しゅが〜 - めっちゃ好きです! LINEの返信くるの待ってるの可愛い過ぎるし、想像したらめっちゃ笑えますw こんな素敵な作品ありがとうございます! (2021年11月14日 10時) (レス) @page10 id: 8796ade977 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふるぽて | 作成日時:2021年11月11日 20時

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