同期or彼?《R.Y》-second-

section50 ページ2

"〇〇駅〜〇〇駅〜"








ついに着いちゃったよ…









さすがに緊張がすごい。









絶対いきなりこいつどうしたのって思われるでしょ…








電車の中で来た2人からの返信は






"え、すごい。想像以上。めっちゃかわいい！！！自信もって頑張って！"




"うわぁー私が彼女にしたいわ。みんな堕ちるね。"








とかいうちょっと意味不明な励ましでこれは正解なのかどうなのかもよくわかんない








もういいや。








振り切っていつもと同じスタイルでいこう。







.









.




『お、おはようございます…』









有「おっはよーー！！！




まだ、山田と上村先輩来てないよーー。









って、え、Aちゃん！？」









.


『へ、変ですよね…こないだの由香と沙希にこうされて…』









有「いやいや、違う違う！！！めっちゃかわいいよ！！！




な、知念！」









知「すごいギャップですね。






でも可愛いと思います。





2人もやりますねー」









う、うわ。なんかすごい顔が熱いよ








『あ、ありがとうございます…』









あーーもうめっちゃ恥ずかしい！！何この気分、









白「あらーAちゃん、女の子ねー。





ほんと可愛いわ〜。恋でもしてるの？ふふっ」









『え、いや違います、違いますから！！』









白「若いっていいわね〜」









「ままーー。これがAお姉ちゃん？？」








白「ん？あ、そうよ。この可愛い子がAちゃん。




ほら、ちゃんと挨拶して？」









「白石ゆうとです！！5歳です！！Aお姉ちゃんよろしくっ！！」







か、かわいい…







何この天使みたいな子！！！！







おかげでさっきまでの変な緊張全部飛んでいったよ…









『ゆうと君っていうの？

かわいいね、よろしく！！！』








ゆ「ぼくね、今日ずっと楽しみできのうこれ作ってきたの！！！」








そう言ってポッケから小さい手で何かを取り出す。







『わーこれなに？』








「ゆうとオリジナルバッチ！！ね、Aちゃんにあげるよ！！」







ああもう可愛すぎる、どうしよう…！！







『私にくれるの？？ありがとう〜！！！』









心を完全にゆうとくんに奪われていた時、









.


「おはようございます」








有「お、山田おはようー！！」









…




なんかまた緊張してきた…








.

section51→←section49

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す