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奪い愛*太宰治/中原中也 ページ6

Aside




今の状況は今まで生きてきた中で最悪上の最悪な状況である
太宰さんとの約束を忘れていて(すっぽかして)中也さんとショッピングモールにお買い物に来たところ太宰さんに出くわしてしまい、最悪の事態なのだ。

はて、どうしたものか。ここは乱歩さんの助言を借りたいものだがね。



「一寸。なんで中也とAちゃんが此処にいるの?なんなの?中也がAちゃんを連れ出したわけ?」

「あァん?ンだと糞野郎。俺とAの邪魔すんな退けよ」



はぁ?と言ってる太宰さんと早急から睨みつけている中也さんが、ショッピングモールの中で喧嘩をしだす。
どんだけ太宰さん私と出掛けたかったんだろうか。それよりこの喧嘩を止めなければならないということが先だった。



---


2人を一旦停止して店内の休憩所に向かう。幸い誰もいなくて助かった


「はぁ、やめてくださいよ。こんな大勢の前でなにやってるんですかもう...。莫迦ですか」

「元はと言えばAちゃんの所為だよ?私との約束すっぽかして中也とお出掛けなんてさあ。約束は守るものだよ」


肩を抱かれ、ぐいっと太宰さんの方に引き寄せられる。うおっと思ったところで中也が顔に分かり易く怒りマークを浮かべる
あ、もしかして逆効果だったりする?


「チッ
戻ってこい、A。」


くいっと手首を曲げて、来いと合図される。それを遮るように太宰さんはぐいぐいと自分の方に寄せる
意外に力が強くって、女の私じゃ勝てっこないわけで。
されるがままの私に中也さんはもっと苛立ちを覚えたようだった



「手前ェなんかが容易く触っていいもンじゃねェんだよ!!触んな!!」


「うう!!Aちゃんは私のものなの!!Aちゃぁんそうだよね??ほら、誓いのキスしよぉ」

「おい!!Aは俺ンだ!!離せよ!」


そこからはぐいぐいと手を引っ張られ足を引っ張られ。取り合いという取り合いが始まった。


---
え、マジ甘えん坊ってなに。これじゃない感ハンパなさすぎて死にそう

萌華@終わセラloveさんからのリクエストでした。お気にお気に召しませんでしたらご連絡ください!書き直しますので!

気付いてないこと*中原中也→←甘えさせろ*中原中也



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マシュマロ君 - よし、好きだ(?) (12月7日 22時) (レス) @page5 id: dadbcbff17 (このIDを非表示/違反報告)
夜乃 - 好きです(突然の告白 (10月23日 22時) (レス) @page32 id: 22ab75ff6b (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 乱歩ちゃんが可愛すぎる。。。 (2023年3月14日 22時) (レス) @page8 id: a35ce8017e (このIDを非表示/違反報告)
雨色の水滴 - 乱歩さん……イイネ (2023年1月22日 10時) (レス) @page3 id: a4e9a44c2e (このIDを非表示/違反報告)
neko - 乱歩さん、これは一体? (2020年8月20日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無猫 | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年4月28日 21時

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