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それからは、もう
正直、はっきりとした記憶は無い
お母さんが隙をみて呼んでいた、警察が来て
倒れているお兄ちゃんと
泣き叫ぶお母さん
その場面で、私の脳みそは
フリーズしてしまったんだ
だって、
いつも怖い思いした時に
大丈夫だよって、
その優しい表情を見せて
頭を撫でてくれるお兄ちゃんが居ないんだもん、
そのお兄ちゃんが
今こうして、倒れているんだもん、、
気がつけば、
病室にいて
チューブで繋がれて、眠り続ける彼
「お兄ちゃん、」
あれから、何分、何時間経っているのかは全くわからないけれど
もちろん、彼に声をかけても
貴方は目を覚ます様子はなくて……。
その顔は、いつも見る寝顔だから
眠っているだけのようにも思えるけれど
今、看護師さんに呼ばれたお母さんとは違って
お医者さんの説明を聞いていないから
今のお兄ちゃんの状況は、分からない。。
でもね、
もしかしたら、
もう目を覚まさないかもしれない、。
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なな(プロフ) - あんずさん、完結お疲れ様でした。これ程占ツクでハマった小説は初めてでした。毎回ドキドキさせてくださって、ありがとうございましたm(_ _)m (2019年6月16日 23時) (
レス) id: b9a079c5ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2019年6月9日 19時
