兄妹恋愛禁止法 3 (ページ11)

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Aside

「え、？なら、私達は、、」

龍斗「まだ、兄妹じゃないってことだ。」

うそ……！

兄妹じゃないって、、、

……それは、ずっと望んでいたこと、。

兄妹じゃなってことは、

私たちの関係は
世間的に認められるというのと一緒で。

「じゃあ、！」

龍斗「でも、父さんと母さんはいつか必ず籍を入れる」

龍斗「だから、俺らがいつか
兄妹になることには変わりないんだ」

……うん、

そうだよね、。

そんな、漫画やドラマみたいな展開

あるはずがない、。。。

けれど、

お兄ちゃんは私の腕をひいて

私のことをぎゅっと抱き締める

……っ。

久しぶりの、彼の胸は

すごく広くて暖かかった

龍斗「……俺らが本当に兄妹へなる前に
Aと距離をおこうかと思ってさ」

私の後ろに回る彼の腕は

ものすごく力強くて。

その下された決断も

お兄ちゃんは
すごく悩んだのかなって伝わってくる、

「やだ、、そんなの、」

龍斗「うん、俺ももう限界だった」

彼は、私の肩を少し押して

20センチほど距離を置いた

そして、

私の大好きなお兄ちゃんは

私の髪を耳にかけて

ちゅっと、

甘い口付けをくれる

龍斗「寂しい思いさせちゃって、ごめん」

「ううん、」

「でも、もう次したら私泣いちゃうからね」

なんて

冗談を混じれて笑いながら

彼の腰に腕を回して、

少しでもお兄ちゃんと離れないようにした私

近すぎるそのふたりは

鼻をすりすりさせて、微笑み合い

幸せなひとときを取り戻した

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でも、

そこへ

「「キャー！！！！」」

下の、リビングから

お母さんの悲鳴のような声が響いたんだ

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