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お兄ちゃんがいなくなった途端、
モノクロになった世界は
なんと楽しくないことだろう
いや、いなくなったわけじゃない
彼は、私の近くにはっきりいる
でも、それが余計に私の心を苦しめていく
嫌いなら、嫌いって言ってくれたらいいのに。
もう飽きたんだって、
所詮妹だったって。
全部全部、お兄ちゃんが思ってることを
素直に話してくれれば
私にだって、諦めが……つく、はず。
もし、……諦められなくっても、
お兄ちゃんに対して
変な期待はしなくても済むじゃない、？
朝起きて、
リビングに向かえば
ほら、今日だって。
お兄ちゃんは委員会の仕事とか言って
私の隣には、いないんだ
一世といても、瑞稀くん達といても
無理やり笑顔の仮面を被っているだけで、
全然幸せになんかなれないの
お兄ちゃんしか、いて欲しくないんだもん、
もう、好きとか言わないから
抱き締めてとか、キスしてとか、
そんなワガママ言わないから
お願いだから。。。
私のそばにいてよ、
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なな(プロフ) - あんずさん、完結お疲れ様でした。これ程占ツクでハマった小説は初めてでした。毎回ドキドキさせてくださって、ありがとうございましたm(_ _)m (2019年6月16日 23時) (
レス) id: b9a079c5ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2019年6月9日 19時
