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蒼弥「俺は、なんて呼べばいいんだ?」
うるさすぎる心拍音を無視して、
俺は、いつもの上から目線でそう彼女へ問う
なんて呼べばいいのか
素直にわからないのもあるけど
正直、今はそんなことどうでも良くて
君と会話するのに精一杯なんだ
でも、
「A________」
「って、呼ばれますか?」
蒼弥「っ、」
頭が、いきなり何かに叩かれたような感覚
A、
今までのことも俺の事も、思い出したの、か、?
と、嬉しさがこみ上げてきたのも一瞬で。
「蒼弥、くん、がこの間私をそう呼ばれたので」
もともと名前なんてついていないですし、
番号でしたので、って。
君は控えめに微笑んだ
蒼弥「呼んでも、いいのか、?」
「はい」
A、が、
小さく頷くと、その漆黒の髪が無造作に動く
ああ、、。
抱きしめたいのに。。。
あの愛し合っていた日々から数年
この、長く空いてしまった月日は
そう簡単に埋まるはずがなく
蒼弥「じゃあ、よろしくな。A」
「はい!」
俺だけが、
君への大きすぎる愛を抱えていた
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あんず(プロフ) - 六ノ神さん» お返事が遅れました……!ありがとうございます!!大好きだなんて、本当に光栄すぎます、ありがとうございます!!こちらこそ!これからもよろしくお願い致します!!! (2019年10月2日 21時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
六ノ神(プロフ) - あの、まじでこの物語好きすぎて、あんずさんがいつも作る作品ホントに大好きです!めっちゃはらはらしたし、無事に幸せになってくれてホントに最高でした!これからも頑張ってください! (2019年8月27日 21時) (レス) id: b1e03a8962 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんず | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時:2019年6月16日 20時