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side:Takahiro
今日はすごく疲れた
疲れたといってもレコーディングだけど
なかなかエネルギーを使う
家に着いた途端ベットに倒れ込む
やばい、これ3分あれば寝れるやつだ
意識が落ちそうになった瞬間インターホンが鳴って
寝ぼけてる俺は無視しようと思ったけど
急いで起き上がって玄関へ駆けていって
勢いよくドアを開けると
「来たよ」
黒いキャスケットと丸い眼鏡を身につけて
大きな荷物を抱えて立っている
俺の大好きな笑顔がそこにあった
Aを玄関に引っ張って俺の腕の中に閉じ込める
「隆弘...?」
隆「会いたかった...すごくすごく、会いたかった」
「...うん」
Aは俺の背中に手を回して
小さな体で受け止めてくれた
隆「ちょっと痩せた?」
「あ、バレた?」
隆「仕事相当忙しい?」
「ありがたいことだよ」
隆「...でも心配になる」
抱きしめていても分かる
ふわっと君が笑う仕草
君の顔を見ると安心するんだ
ひとりじゃないって思える
・
隆「飯食べた?何か出前でも取ろうか」
「作ろうか?」
隆「疲れてるだろ?無理させたくない」
「私が作りたいだけだよ?ちょっと待ってね」
そう言って俺のキッチンへパタパタと向かった
隆「...可愛すぎ」
.
相変わらずおいしいAの料理
隆「ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした」
Aは立ち上がって食器を持って
またキッチンへ行った
隆「美味しすぎるよ」
「喜んでもらえて何より(笑)」
.
「今日ちょっと疲れてるでしょ?」
「たくさん食べて欲しくて頑張っちゃった」
振り向きながら優しく微笑む君は
あぁ、本当に罪な人
その言葉たちだけで俺はもっと夢中になってしまう
君しか見れなくなってしまう
君の後ろに潜む影さえも見えなくなってしまう
「ちょ...んっ」
後ろから強引に抱きしめて
顎を持って後ろを向かせて唇を奪う
深く深く息もできないくらい
.
Aが俺の胸をとんとんと叩いて唇を離すと
瞳を潤ませて肩で息をしてる
隆「ごめん、苦しかったな?」
さっきとは違ってAを優しく抱きしめる
.
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夜(プロフ) - この小説めっちゃ良いですね!続き気になりすぎて何回も読んでました!!更新待ってますね! (2020年8月18日 18時) (レス) id: e7c0e396af (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - めっちゃ続き気になります!!更新頑張ってください。 (2018年1月8日 23時) (レス) id: 89d14176a9 (このIDを非表示/違反報告)
まやまや - とうとうしんちゃんストーリー展開が始まりましたね。今後の主人公ちゃんの展開と他のメンバーの展開が気になります (2018年1月8日 22時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 思わぬ展開にドッキドキしてます ! これからも読み続けます 、いつもありがとうございます !! (2018年1月8日 19時) (レス) id: 5334b79192 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - この後の展開が気になり過ぎて、早くも次の更新が楽しみです!これからも頑張って下さい!! (2018年1月8日 18時) (レス) id: 42ead872a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なな | 作成日時:2017年12月20日 19時