さとみくんは振り向いてくれない！【stpr】

後輩 ページ3

？「A先輩！」

A「どうしたの莉犬くんw」

莉犬「今日ご飯一緒に食べませんか？」

A「でも俺さとみ先輩を誘わなきゃ」

莉犬「またさとちゃん誘いに行くの〜？」

A「当たり前！」

莉犬「俺も一緒は…ダメ…？(上目遣い)」

グフッ…莉犬くんには逆らえねぇ…自分の可愛さをわかってやってるんだな…！

A「いいよ！」

莉犬「やったぁ！」

可愛い。ただひたすらに可愛い。

莉犬「さとちゃんも誘いに行こ！」

A「レッツラゴー！」


ー3年教室前ー

莉犬「緊張しないの？」

A「するよwでも…さとみ先輩のためだから。さとみ先輩のためならなんでもできるよ。」

莉犬「…そっか(笑)」

莉犬くんは凄く嬉しそうにニコニコしている。なんでかは知らんが可愛い。

A「失礼します！さとみ先輩！お昼行きましょ！(大声)」

3年男子「お？いつもの子来たぞさとみ。やっぱりモテモテやなお前はwww」

さとみ「うるさい。俺は仕方なく行ってやってるだけなんだ。」

A「仕方なくでも来てくれる先輩はやっぱり優しいですね！」

さとみ「どうでもいいから早く教室を出ろ。」

莉犬「さとちゃん！よっ！俺も来たぜ！」

さとみ「莉犬いるんだったらお前ら2人でいけよ…」

莉犬「さとちゃんはちっとも乙女心わかってないんだから！」

A「さすが莉犬くん！」

さとみ「わかるかこいつのオトメゴコロなんぞや」

A「さとみ先輩は分かろうとしないのがいけないんですよ！」

さとみ「お前も俺の気持ち少しはわかれ」


ということで屋上。

莉犬「お弁当手作り！？」

A「そうだよw」

莉犬「家族のも作ってあげてるの？」

家族…か

夜遊びの激しい母。ここ最近なんかしばらく帰ってきてない。

仕事で忙しい父。帰ってくるのは１ヶ月に数回。

家族なんていないも同然だよ。

A「まぁまぁ…かな…」

莉犬「そうなんだねw俺次急ぎだから行くね！じゃあね！」

A「またね〜」

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