さとみくんは振り向いてくれない！【stpr】

縮まる距離 ページ11

A「やべぇやべぇやべぇ」

今どんな状況かって？

放課後、居残りから逃げてます。

先生が追いかけて来てますやばいです助けて

A「さとみ先輩に今日は一緒に帰れないって伝えるだけです！」

先生「分かったから止まれ！！！」

全速力で4回まで駆け上がり空いてた教室に入る。


さとみ「え…？」


なんとそこにはお着替え中のさとみ先輩が…！

上裸です。めっちゃかっこいいやばい。


さとみ「なんで入ってきたし…」

A「先生から逃げてるんですよ！」

さとみ「なんで」

A「放課後の居残りから。」

さとみ「馬鹿じゃねぇの？潔く居残れよ」

A「違うんですって…！俺…言いに来たことがあったんです！」

さとみ「なんだよ？」

A「だから居残りなんd((」ﾄﾞﾝｯ


急にさとみ先輩から壁ドンされた


A「さ…さとみせんぱ…」

さとみ「しーっ」



唇に指を当てられた。

もう今日が命日かもしれない。


そんな事を思っていると足音が聞こえた。


さとみ「行った…か？」

A「さとみ先輩…めちゃくちゃカッコイイっす」

さとみ「お前は何を言ってんだ。それで話は？」

A「そうです！今日居残りなので一緒に帰れないってことを言いに来ました！」

さとみ「お前はどうしようもない馬鹿だな。」

A「さとみ先輩心配しちゃうかなって…」

さとみ「お前別に先生に言って伝えてもらえばいいことだろ。」

A「だから止まってって言ってたんだ！」

さとみ「これで居残り時間延びたら俺待つ時間長くなんだけど。」

A「それは要するに待ってくれてると言うことですね？」

さとみ「……だから早く居残りして早く済ませてこい。分かったな？」

A「はーい！」


さとみ先輩からあんなこと言われたら頑張るしかないよ！



よし頑張ろっと！

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