恋した彼はトリプルフェイス③【名探偵コナン】 (ページ1)

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久しぶりのポアロにきてみたら、またしても蘭ちゃんと園子ちゃんに捕まってしまった私。
もはやお約束となりつつある。

「Aさん！ちょうどよかった！！これに誘おうと思ってたのよぉ」

園子ちゃんがそう言って私にチケットを渡してきた。

『これ、列車のチケット？
ん？ミステリーツアー？？』

「そ！人気でなかなか取れないのよ、これ！
でもうちがオーナーやってるから、そのコネでね」

『へぇー！あ、でもそんな貴重なもの私がもらっていいの？』

「もちろん！てゆーか、もらって欲しいの！
ほら、この前のお礼も兼ねて。
それに安室さんと約束しちゃったからAさんをパーティーにはなかなか誘えないしさ。
でも、その点これなら大丈夫っしょ？」

んふっと笑った園子ちゃん。
そう言えば、パーティーは零がエスコートできるときだけって約束させられてたな。

この日なら確か予定もないし。
なにより豪華列車でミステリーツアーだなんて楽しそうだ。

『じゃあ、お言葉に甘えてご一緒させてもらおうかな』

「「やったあー！」」

こうして私はベルツリー急行ミステリーツアーへ参加することになったのだった。