【○○○】私は同人誌のネタにされる筋合いはない！！

◆おもちの嫁ちゃん候補◆前編 ページ46

※６弾、もちって?の続き。
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エストニアは沖縄でAそっくりのおもちを手に入れた。


「にしてもそっくりだな…」

帰ってきたエストニアはAそっくりのもちを隠し、住まいに帰る。


「ただいま」

主人の帰りにもち達は群がる。


「今日は君達の仲間が増えるよ」

そう言ってA似のもちを出した。


「君達誰かのお嫁さん候補だよ」

もち達は早速国旗を出して挨拶している。

沖縄産とはいえ、国は日本なので、

A似のもちが出す国旗は日本のようだ。



「うんうん。皆仲良くなれそうだね」



そんな中あめりかもちが…


ジーッ

「…………」

ジーッ

「…………」


威圧的な表情でAもちを見るあめりかもち。

すると突然…



「I LOVE YOU！！！」

あめりかもちはハートの描かれた旗を出し、Aもちの周りをビョンビョン跳ねる。



「すごく気に入ってくれたみたいだね」

エストニアがホッとした時だった。


突然体からムキムキの腕を出したあめりかもちはAもちを捕まえると、

どこかに連れ去ろうとした。


「ちょっと！！どこ連れていくの！！」

なんとか救出したエストニア

Aは涙を流しながらぶるぶると震えている。


「怖がらせちゃダメじゃないか」

エストニアはあめりかもちを叱るが、あめりかもちから反省の色はない。


「ほら、仲直り」

エストニアに促されてあめりかもちは「sorry…」と謝る。

その様子にAもちがホッとしてあめりかもちに近づいた時だった。


ガシッ

「！?」

今度はムキムキの腕にさらにムキムキの脚を出したあめりかもちは

Aもちを再び捕まえるとまたもや連れ去ろうとした。


「コラーーッ！！！」

エストニアは慌てて追いかけたのだった。




それ以来あめりかもちに近づかないようにするAもち

かなだもちやいたりあもち、すぺいんもちとは仲良くするのに

あめりかもちが近づくとサーッと身を隠した。


その様子に「Ｏｈ…」と声を漏らすあめりかもち

「自業自得だよ」


エストニアもそう言いながらなんだかかわいそうな気がしてきた。

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