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◆炎の体育大会!!◆4 ページ22

「それでは、いちについて、よーい…」

借り物競争に出る人たちはまっすぐを前を見据える。


パンッ!

という音と同時に走りだした。



「皆ガンバレー!!」

控え場所のテントでほかの人達と応援するA


そして選手達は借りるものを書いた紙の入った封筒を手に取る。


「えーっと、俺様は……ロシアの…マフラー…」

真っ青になるプロイセン。


「僕のは…メガネか。エストニアに…」

すると、フィンランドに近づいてきたスウェーデン。

「スーさんどうしたんですか?」

「これ」

スウェーデンが差し出してきたのは自分のメガネ

「え?」

「これ」

メガネがなくても威圧感が半端ない顔でフィンランドを見つめるスウェーデン。

「おひゃあ!…はい…」


「僕はー…あ!」

ロシアはトコトコーっとラトビアの所に行く。

「ラトビアー♪」

「な、なんですか?」

「僕の借りるもの『ぬいぐるみ』なんだ。ラトビアは僕のぬいぐるみだからね」

「あはは、ロシアさんついに目もおかしくなっちゃったんですか」

「ラトビアァアアァアァアァアア!!」





「Aちゃん!」

Aのところに訪れたリヒテン

「どうしたの?」

「一緒に来ていただけないでしょうか?」

「いいけど…なんで?」

「借り物競争でAちゃんが必要なんです!!」

Aはリヒテンに手を引っ張られ、走り出す。


「リヒテンは何を借りないといけないの?」

「これです!びっくりしちゃいましたけど、Aちゃんがいて良かったです」

リヒテンの持っている紙には

『兄様のお嫁さん』

「待って!これインチキだよね!?仕掛けたよね!?

 文からして犯人が浮き出てるんだけど!!」

「なんのことですか?」

リヒテンの目はキラキラと輝いていた。


「もうこのままゴールに行かずに兄様と教会のほうに行きましょう」

「行かないよ!?」


借り物競争でめちゃくちゃになった会場。



「簡単でしたわあ」

1着でゴールした京都の手にはえろ本


「俺のコレクションが…」

2着でゴールした大阪は京都に奪われた本のことで嘆く。


「俺にも見せろ」

3着でゴールしたイギリスの手にはクマ二郎。


「まずなんでそんなの今持ってるの」

4着でゴールした滋賀の手には塩ジャケ。



結局借り物競争は中止になった。



5に続く→

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ゆーり(プロフ) - スペインとノルウェーの激甘でおねがいします! (2016年8月29日 18時) (レス) id: eb86cd310d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 桜☆さん» すいません。現在は溜まっているリクエスト消化中のため受け付けていません。 (2016年7月23日 0時) (レス) id: c94c726e60 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すーさんさん» すいません。リクエスト消化中ですので新しいリクエストは受け付けていません。 (2016年7月23日 0時) (レス) id: c94c726e60 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆーりさん» その通りです。まだリク消化中です。遅くて本当にすいません…。 (2016年7月23日 0時) (レス) id: c94c726e60 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 澪さん» 面白かったというコメント本当にありがとうございます。申し訳ないのですが、現在溜まっているリクエストを消化中ですので、現在リクエストは受け付けていません。 (2016年7月23日 0時) (レス) id: c94c726e60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十五 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php  
作成日時:2014年6月7日 0時

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