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other story 2 霊香&文 ページ31

「文〜そのお団子ひとつ頂戴」
「え?霊香よもぎ苦手じゃなかった?まぁいいけど、、、」
「やった〜!」
私の食べているよもぎ団子を霊香に渡す。
ちなみに私は霊香が食べていたのみたらし団子をもらった。
「やっぱみたらし団子は安定においしいね〜。よもぎいける?」
「ん〜普通、、、」
「この前よりおいしいとは思ってるんだね」
この前もよもぎ団子を霊香にあげた。
そのときはダメだった。まずい〜って言って。
でも今回は普通。まずいから普通になったのだ。
霊香ちょっと大人になったな?
団子を返し、こっちもよもぎ団子を返してもらった。

「よし!帰ろっか!」
「うん!」
団子を食べ終え、甘味処から去る。
まだ隊員として未熟なためか、任務も少ない。
はやく成長しなければ。
これからも霊香と共に任務を果たしていきたい。
「ねぇ文」
霊香が足を止めた。
「なに?」
「もし私が妖に殺されても、落ち込まないでね?」
なにを言い出すかと思えば急に不吉なことを言い出す。
「そんなこと言わないでよ。なら霊香も私が死んでも落ち込んだりしないでよ?」
「いや〜それは無理かな〜」
「それはおかしいでしょ」
クスクス笑いながら帰り道を歩く。
霊香の言ってることは正しいのかもしれない。
相手は妖だし、殺されてもおかしくない。
親友が妖に殺されたら落ち込むに決まってる。
落ち込んでばかりじゃ任務は務まらない。
だから落ち込むなって言ってくれたのかもと、、
殺されるなら一緒に殺されたいな、、、
そう思った。

ごめんない→←other story 1 霊香&文



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れいか - 嵩画さん» 隊長だぁぁa(( アドバイスありがとうございます!もっと勉強しなければ、、、 (2020年5月25日 14時) (レス) id: 3211141758 (このIDを非表示/違反報告)
嵩画(プロフ) - 体勢が綺麗で奥行きが感じられる素敵な絵ですね…!刀は個人的には先端を尖らせると良い感じになると思ってます。 (2020年5月25日 13時) (レス) id: fade903a29 (このIDを非表示/違反報告)
後藤冠六 - やめて (2020年3月21日 12時) (レス) id: 4d7b91f9c6 (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 後藤冠六さん» 失踪してあげようか? (2020年3月19日 13時) (レス) id: 3211141758 (このIDを非表示/違反報告)
後藤冠六 - 失踪せんことを祈る (2020年3月18日 15時) (レス) id: 4d7b91f9c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れいか | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年12月22日 16時

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