それから ページ6
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それからと言うもの、翔くんは私に構ってくれなくなった。
朝の秘密の特訓、昼は先輩とレシーブ練。放課後にはまた特訓。
そういう翔くんが好きだけど、ここまですれちがうと、ねぇ？
「私も練習参加するか！でもなぁ…」
そう！私、茅根Aはボール競技がニガテなのだ！！
努力してんだけどなぁ
とか考えてると
先「おい！俺のありがた〜い授業の時間になにボサッとしてる！？」
実は、深田クソ教師による数学のクソ授業なうでした。はい。
「有難い？ﾌﾟｽｯ何様のつもり？」
先「俺様。」
と言う台詞と共にチョークが飛ぶ。
私の顔面にクリティカルヒット！となるはずも無く、私は見事キャッチ。ｻﾞﾏｧ
先「ﾁｯまぁついでだ。この問題、解いてみろ。
無理だよなぁ？進学クラスでも解けなかった問題だもんなぁ？」
その発言にイラッとしたから、持っていたチョークを返すついでに答えを黒板に書いてやった。
「先生ぇ〜これぇ〜簡単過ぎますよぉ〜？ﾌﾟｽｯ」
先「ｸｿ正解だ。」
「どーもぉ」
すると授業の終わりを告げるチャイムが鳴る。
日「凄いな！A！！
俺、全っ然わかんなかった！」
あんな簡単な問題解いただけなのに、翔くんと話せるなんて…幸せ！
「ありがとっ」
日「おう！
ところでさ、ｘって何だっけ？」
「翔くん！それは理解しよう？！
あっ。あと、バレーの練習、私も行くよ！」
日「えっAが…？」
「心配そうな顔やめて？！」
私は今日から、練習に参加することになった。
何も起こんないと良いなっ
あれ？今私、フラグ立てた…？
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作者名：サイコロsteak | 作成日時：2016年11月10日 21時
