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8ページめ ページ8

「もーう、いいかげん待ちなされ〜」





後ろからジミンのふざけてる声が聞こえる。


ピタッ、


「ねぇ、ジミン。バカにしてる?」

「わっ、いきなり止まんないでよ〜」



じって睨み続けたら、
ぜーんぜん、ってジミンが笑って言う。



「……あたしジョングク好きじゃないかも」








「…いまさらそれ言うかぁ」

しばらくしてから、
ふふって笑うジミン。


「ごめん」

…申し訳なかった。



「…なんで謝るの?」

ジミンがいちばん困ったくせして、
そうやっていつも通り優しい顔する。

だからこそ申し訳ない。




「ジミンの初めての後輩でしょ。ジョングクは」


あたしも甘えてるのは事実だけど、
ジミンが困るようなことはしたくないって常日頃から思ってる。



「なのにあたし、愛想よくできなかった」

「…うん」


結局あたしがいつも悪い。


「ごめんね」


なんか泣きそう。







「…帰ろう。ジミン」


お腹すいたし、足も浮腫んでる。
もう早く、あっついお風呂に入りたい。



「…明日も起こしに行くね」






「……うん」



やっぱり、
ジミンは変なくらいに優しい。

実は…→←7ページめ(ジミン)



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作者名:ZISU | 作成日時:2016年9月21日 21時

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