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7ページめ(ジミン) ページ7

ジミンside





Aは俺には甘えてきても、
他の友達には結構ドライ。昔っからだ。


結局、ジョングクもAも
そっぽを向いてスマホをいじってしまった。




ちらっとジョングクを盗み見てみる。


綺麗な白い肌と、長い睫毛。
俺でも惚れそうってくらい容姿が良い。

2人のルックスと謎めいてる雰囲気は、
他の誰も真似できないんじゃないかな。





「…ジミンに色々教わって、バイト頑張って。」


いつもスマホをいじらないからか、
Aがしびれを切らしてポツリと呟いた。


大人の対応というべきか、
まぁ、Aができる範囲での…最善策だったのか。

そう言い終わったあと、すぐに背中を向けるA。



俺が、
お、って思ったのは ほんの一瞬。




「……なにやってんのジミナ。はやく」


その華奢な背中から、
小さい声が聞こえてきた。


「はぁ…」

やっぱり、大人にはなれないよな。
…耐えられなかったみたい。




「またねジョングク。…カトク送って」


Aに聞こえないように小さくそう呟くと、
顔をあげてコクッて頷いたジョングク。






もうスタスタ歩き始めてるAの背中を追ってたら、
いつの間にかジョングクも居なくなってた。

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作者名:ZISU | 作成日時:2016年9月21日 21時

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