for now and forever3 (ページ1)

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101話.中ページ1

そらより

ここまでお読みくださった皆様、本当にありがとうございます！！

マイペース更新すぎて本当にごめんなさい！

読んでくださって嬉しい限りです！

これからも、出来る限り更新できるよう頑張りますので、もしよろしければ引き続き読んでいただけたら幸いです！！

それではお話をどうぞ！！！↓↓↓

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桐「ちょ…淳太くん？潜入ってどういうこと？」

重「神ちゃん、俺なんも聞いてへんねんけど？」

照史としげの顔に戸惑いが浮かぶ。

のんちゃんと流星も目を丸くしてこちらを見ている。

中「さっきも言った通り、先に、俺と神ちゃんで潜入して敵の情報を掴んでくる。みんなで突撃するのはそれからや。」

桐「いやや、淳太くん。危険すぎる。」

中「照史、みんなで突撃する以上、危険なのはみんな一緒や。これが一番、そのリスクを抑えられる」

神「俺も淳太も、この事態を想定して、沢山練習を積んできた。俺のテレポートと淳太の透明バリアを使うのが、一番安全な潜入方法なんや。いきなり言ったのはごめんやけど、でも、俺らのこと、信用してほしい。行かしてほしい！」

桐「せやけど…せやけど…な、なぁ、しげからもなんか言うてや！！こんなんあかんて…」

しげはしばらく目を伏せたあと、顔を上げた。

重「神ちゃん…」

神「しげ…あの…」

重「神ちゃん分かった。行ってこい。」

桐「おいしげ！！！！」

重「神ちゃんも淳太も、きっといっぱい考えて、沢山覚悟して選んだ答えなんやと思う。やったら俺、ええと思う…」

桐「そんな…」

中「照史、そんな顔すんなや。絶対先にしんだりせぇへんから。」

桐「ほんまに？」

中「おん、約束や。」

心配そうな照史をなだめて、神ちゃんの手を取る。

中「神ちゃん、よろしくな」

濱「気ぃつけてな」

神「おん、任しとき！！」

神ちゃんと繋いだ手から緑の光が放たれて、神ちゃんと俺の体がその光に包まれる。

次の瞬間、俺と神ちゃんの体は見知った王宮のあの広場にあった。