マネージャーって何だっけby烏野部員

16　バレンタイン ページ16

「お願いしますチョコください」




現在、目の前で土下座しているのは


幼なじみの赤葦京治




「…京治ならいっぱい貰えるんじゃない？」


「お願いしますチョコください」



さっきから同じことしか言わないのは毎年恒例


毎年恒例なのに何故渡さないかって？



毎年忘れてしまうからだ←


もう、一年経ったら忘れるって


友チョコで忙しく、義理チョコに忙しく


京治の分を作る程の余裕が無い





「…別に私のなんていらないんじゃない？」


「いえいえA様のチョコが欲しいでこざいます」


「さすれば顔をあげよ」


「ハッ！」


そんな期待の眼差しを向けられても……あ


「そういえば」


「くれるの？」


「数多く作ってたから、ほら」


「ありがとうございます女神様

　控え目に言って結婚したいです」


「女神と結婚しようなんざ1000年早い」


毎年恒例の台詞を言う


「…あと990年だけど？」


「わかったって」


「よっしゃー来世でAと結婚できるー(棒)」




京治、それ違う


あと(棒)って喜んでんのかわからん







「…まぁ出来れば今世紀中が良い」


「…え」






何時もには無い台詞が付け足される


何時もと違う幼なじみに少しドキドキした





「…なんつって！(棒)」←




！と(棒)一緒にしてる意味がわからん








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誰にしようかなと迷った結果、


人気者であろう赤葦さんにしました←


赤葦さん良いですよね


ちなみに作者が一番好きな無気力はツッキーです←

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