47 ページ47
メイクもバッチリ整えて
おきにのワンピなんて着ちゃって
なにやってんだろワタシ
なんて思いながら鏡見ても
顔はどこかニヤついてて。
………きもちわるっ、笑
待ち合わせ時間まであと20分。
玄関の鏡でもう1度チェック。
髪型よし、
メイクよし、
服装よし、
最後に高めのヒールっと…。
完璧。
・
・
・
7:53
広臣がやってきた。
「ごめっ、はぁ…はぁ……」
息を切らして。
『なっ、どしたの 笑』
「やべっ、間に合わね。。。
走るぞ!」
『やっ、えぇ!?』
私の腕を引っ張って
グイグイ走っていく広臣。
私はもうされるがまま。
『ねっ、はぁっ…はぁっ…ひろっ、ひろおみっ、』
無視。
『ねぇ!ひろっ、ひろおみっ!どこ、行くのっ!?はぁ…はぁ…』
「とりあえずついてこい!」
227人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さ や よ せ | 作成日時:2017年11月19日 2時