トリセツ11 ページ12
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蛍「それで、僕は今、ここにいる」
『…そんな、お父さんが…』
蛍「お父さん、凄く反省してたよ。
娘を傷つけてしまったって…」
『…じゃあ、蛍くんは本当に、ロボットなの?
お父さんが作った、ロボットなの?』
蛍「うん。そうだよ」
『…そん、な……蛍くん…』
蛍「Aのお父さんに言われた。
ロボットだってバレたら、君を消さなきゃならないって」
『…え?…消す…?!』
蛍「その取扱説明書は、僕が自分で持って
てって言われた。さっき落としちゃったの
かなぁ」
『蛍くん、、私、、蛍くんが居なきゃ、』
蛍「A!!」
『!!…はい!』
蛍「…僕、そろそろ行きゃなきゃ」
『えっ、、待ってよ!!』
蛍「僕、Aと一緒にいるとき、凄く楽しかったよ。もっと、一緒に居たいって、思った」
『蛍くん…』
蛍「短い間だったけど、楽しかったよ。
ありがとう」
『蛍くん、行かないで!』
蛍「A、笑って。僕、Aの笑顔、
大好きだよ!」
『…』
蛍「じゃあ、バイバイ」
『…蛍…くん…』
蛍くんが、好き…。
『蛍くん、ありがと。大好きだよ…』
気付いたら、蛍くんの姿は、なかった。
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☆HaNa☆(プロフ) - ありささん» ありがとうございます!!!そんなこと言われて嬉しいです!返信遅くなってすみませんm(_ _)m 応援よろしくです! (2017年11月11日 23時) (レス) id: ff9338de20 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ - ラスト感動しました・・・! (2017年11月6日 18時) (レス) id: d495fa4fa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆HaNa☆ | 作成日時:2017年4月24日 17時