J事務所の紅一点は室龍太の奥さんです Part30 (ページ8)

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「言わんくてええやろ！」

崇裕「何cmなん？」

「…6cm…くらい？」

智洋「でっか、ってなったもんなw」

シゲ「なったw」

「うるっせーな」

崇裕「ははっw」

「演じてる役がね、暗所恐怖症っていう…」

崇裕「ホンマにそのままやん」

「せやろ？小さい時のエピソードが流れるんやけど…」

照史「うん」

「ロッカーあるやん」

崇裕「うん」

「そこに閉じ込められる。っていう…」

淳太「…ホンマにお前そのままやな」

「でしょ？」

智洋「え、理由…って…それやったん？」

「うん。虐められてた時にね…小学生かな？放課後に閉じ込められて…」

シゲ「うわぁ…」

「…ま、ホンマに死ぬかと思ったけどね」

望「大丈夫やったん？」

「大丈夫じゃなかったらここに居らんやろ」

望「あ、そっか」

「まぁ…低学年の時やったけどね」

流星「そっか…」

「そのぉ…ね？低学年やから親にお兄と一緒に帰って来いって言われてて…」

照史「あー…」

「まぁ…年齢違うからさ、終わる時間も別々やし？先に終わったら正門の所に居て、って言われてたんやけど…なかなかうちが来ないから不思議に思ったんやろな」

崇裕「あ、そうやったん？」

淳太「不思議っていうか…俺が遅くても早くても大体同じ時間に来るから…先に帰ったのかと思って昇降口見に行ったらまだ靴あるし教室行っても居らんし…」

「そやな…」

淳太「弟が「お姉、友達居らんっていうか…友達に何かされてるらしいで」っていうのを聞いてたから…虐めなんやろな、って」

「あ、そうやったんや」

淳太「うん。放課後虐められるとしたら…」

崇裕「…ロッカー…くらいやな」

淳太「せやろ？靴もあるし、だからロッカー開けたら…喘息の発作起きてるし…」

「せやねんな…埃がな…」

智洋「あ、そっか」

淳太「とりあえずAをロッカーから出してそっから鞄から薬出して一応大事にはならんかったけどね」

崇裕「そっかぁ…」

「ジャニーズ入ってからもあったもん」

照史「あったっけ？」

「話したやん！稽古場の事！」

照史「あぁー…あれか」

「まだシゲと流星が入る前の話やけどね」

智洋「あー…何かあったような…」

「今はもう居らん先輩にね？やられて…」

智洋「あれよな？居残りで練習してた時の事やろ？」

「そうそう。中学生なりに人見知りしてて…皆の事信用してなかったし」

崇裕「え、そうやったん…」