J事務所の紅一点は室龍太の奥さんです Part30

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「11人の後ろに重岡とか神山とか藤井小瀧の弟組って言われる子達が居て…」


潤「うんうん」


「ホンマに11人でデビュー出来るんちゃうん？って思った時に、辞めて行く人が…どんどん出てきちゃって…」


潤「あー…」


「2011〜2013年が…退所ラッシュでした」


潤「その中で辞めようって思わなかった？」


「んー…と…2〜3年に1回の頻度で思ってましたけどね…w」


岩橋「あ、そうなの？w」


「うんw」


潤「辞めなかったのは？」


「勇気がなかっただけです」


紫耀「あぁ…」


「やっぱり、辞めようって思う時って、勇気がいるじゃないですか」


潤「そうだね。リーダーと、翔くんと、ニノはデビュー前辞めようと思ってたからね」


岩橋「そうなんですか？」


潤「うん」


「WESTって遅咲きなんで…」


潤「そうか」


「まぁ…最年少が18で最年長が26で…」


潤「結構差があるね」


「はい。やっぱりね…20歳越えてからの方が多いと思うんです」


潤「そっか」


「一番お世話になってる先輩がエイトなんでね…」


岩橋「関西はそうなのか」


「そう。エイトも、全員20歳越えてるし」


潤「あぁー…」


「10代でデビュー出来たら嬉しいなぁ…って思ってましたけどね」


潤「そっか…」


「はい」


紫耀「姐さんがデビューしてから、一番苦労したのって何？」


「んー…何やろなぁ…デビューして終わり。じゃなくて……また、一からのスタートで…Jr.の時、後輩が多かったけど…デビューしてからは…先輩が多くなったから、礼儀に気を付けるようになって…言葉遣いとか」


紫耀「うん」


「何か…東京に出る事も多いけど…やっぱりメンバーの中も全員初心は忘れてないんやと思う」


岩橋「おぉ〜…」


「天狗になるのもアカンし、引きすぎてたら後輩に抜かされるかもしれへんけど…」


潤「うん」


「進むのは、自分たちのペースでいいと思うんですよ」


潤「そうだね」


「焦らず、ゆっくりでいいと思います」


潤「うん」


「そのぉ…うちらは、事務所の猛プッシュがあって出た訳じゃないから」


紫耀「ほぉ…」


「その…コンサートとかで自分たちの口からデビューさせてください！って何回も言うてたから、デビュー出来たんやと思うし」


岩橋「うん」


「それぞれ苦労してるからメンバーに対してアイツ楽してんなって思った事は一度もないよ」


紫耀「あぁー…なるほど」


「デビューしたからって偉い訳じゃないし…上には上があるから」

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