J事務所の紅一点は室龍太の奥さんです Part30 (ページ34)

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カメ「そうなんですか？」

智洋「年上組は苦労人ですよ」

カメ「そうなんですね」

シゲ「はい」

ー仕事終わりー

「おつー」

智洋「おつー」

シゲ「後でー」

「はーい」

カメ「今からは？」

「今からは…少し買い物して、次の現場に」

カメ「ほぉ」

「これっていつ放送ですか？」

カメ「8/13です」

「あー…そうですか。じゃあメンバーの藤井くんへ誕生日プレゼントを買いましょうか」

カメ「あ、8月なんですか？」

「18日なんですけどね？」

カメ「あぁ」

「まぁ…何がいいのか分からへんけど…」

カメ「ははっw」

「ふふふw」

カメ「皆さんにあげてるんですか？」

「そうですね。…神山、小瀧、藤井、重岡、桐山が夏生まれで…」

カメ「大変ですね」

「そうなんですよ。んで…うちの子どもも夏生まれなんです。もう…大変で…」

カメ「本当ですね」

「そうなんですよ。ホンマに…」

カメ「ははw」

「夏が終わると、次…秋で、兄の誕生日で…皆忘れますからねw」

カメ「えぇw」

「拗ねてますからね？うちのお兄様w」

カメ「ははっw」

「毎回出費半端ないっすから」

カメ「学生の頃から、芸能界に居て、辛い事とかありましたか？」

「辛い事だらけですよ。デビューするまで、皆平等やし、まぁ…東京に行く人も出て来ますから。関西とかやと」

カメ「そうなんですね」

「はい。何か…東京に行くと売れるっていう感覚があるんでしょうね。ファンの子にも、関西Jr.にも」

カメ「あぁー…」

「ハッキリ言いましょか？売れませんよ」

カメ「そうなんですか？w」

「デビューする…一年くらい前、グループが無くなって立ち位置がグッと後ろに下がったんですよ」

カメ「はい」

「あぁ…これはもう無理やな、って思って」

カメ「そうなんですね…」

「はい。兄と桐山の後ろで踊ったり、重岡のソロコンとか…出なかったですけど…簡単に言えば仕事が減ったんですよ」

カメ「ほぉ…」

「もうその時…24とかで…悔しかったし、仕事もないから辞めようと思った事もありましたよ」

カメ「そうなんですか？」

「はい。何回かあるんですよ。まぁ…アンチも居ますし」

カメ「あぁ…」

「怪我もしますし、周りに迷惑もかけるし、そんなんやったら嫌やと思って」

カメ「なるほど」

「はい。けどそういう時に限って兄に気付かれるんですよね」

カメ「あー…」

「辞めて後悔するのはお前自身やで？って」