J事務所の紅一点は室龍太の奥さんです Part30 (ページ16)

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ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ

天宮「おはよぉございますぅ～」

崇裕「おはよーさん」

「なぁお兄～」

淳太「ん？」

天宮「………」

「しばらく大阪来おへんわ」

照史「え？」

「東京で仕事やねん」

智洋「そっか」

「あ、子どもなら心配せんといてな」

淳太「分かってる。どうせ実家やろ」

「向こうのね」

崇裕「そっかそっか」

「うん」

智洋「あ、皆お茶いる？」

「居るー。麦茶ー」

智洋「はーい」

天宮「手伝いますよぉ」

智洋「ありがと」

「…しろちゃん」

シゲ「ん？」

「しろちゃんみたい」

シゲ「あー…」

「入れ替わったらどーなるんやろ…」

シゲ「入れ替わったら？そやなぁ…」

「？？」

シゲ「誰が最初に気付くかな？」

「さぁね？誰も気付かなかったら悲しいな」

シゲ「ホンマやw」

「笑い事ちゃうわボケ」

シゲ「ははっw」

天宮「どぉぞぉ～」

シゲ「お、さんきゅー」

「火賀って…シゲみたいやね」

シゲ「ん？」

「周りに人が集まってくるタイプ？何つーかさ…人気者タイプ？」

シゲ「そんなんか？俺」

「うん。アホ」

シゲ「うっせー」

「ふふw」

崇裕「お嬢演技上手なったなぁ」

「ホンマ？」

崇裕「超能力シックスと比べたらね？」

「それと比べたらアカンくない？」

崇裕「最初の頃と比べたら」

「そら…10年も経ってるからねぇ」

崇裕「制服も似合ってたよ」

「8年ぶりに着たわ」

照史「そっかw」

「うん。寒かったしね」

シゲ「カイロ貼れへんもんな」

「そう。寒かったぁ…」

智洋「凄かったね」

「ヤバかったわ。ツアー中やし風邪引けへんしね？」

淳太「免疫弱いくせに」

「まぁね…病原菌貰ってくるからね」

照史「そやな」

「うんw」

～数日後～

「んんぅ……ここどこや…」

Aは目覚めた

鏡を見た

「………え？天宮…？携帯！」

携帯を見る

「嘘…何で……」

WEST楽屋

皆「あはははははははっwww」

ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ

智洋「あ、おはよー。天宮さん」

崇裕「おはよーさん」

「…お、おはよぉございますぅ…」

望「どうした？風邪？」

「だ、大丈夫ですぅ…」

A(天宮)「ねぇねぇ」

照史「どーしたん？」

「(どうして……)」

シゲ「天宮？」

「あ、だ、大丈夫ですぅ…」

ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ

楽屋を出た

「どうして…分からないの……」

？？「あれ？天宮さんちゃう？」