J事務所の紅一点は室龍太の奥さんです Part30

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「まんまやろ？」


龍太「うん」


「…ドラマ見て、嫉妬すんなよ？」


龍太「何で嫉妬せなアカンねん」


「だってドラマの中ではともと付き合ってる設定やから」


龍太「別にしーひんわ」


「えー…何やねーん」


龍太「してほしいん？」


「ま、してくれたら嬉しいよね」


龍太「絶対しないわ」


「ちぇー………あ、しばらく大阪帰られへんわ」


龍太「じゃあどうする？」


「龍太の家」


龍太「分かった」


「東京でちょっとね…お仕事やから」


龍太「大変やな」


「ううん。そんな事ないよ？楽しい」


龍太「そっか」


「…ドラマ、見たら感想ちょうだいよ」


龍太「ふふw康二からちょっと聞いてるけどね？」


「何て言うてた？」


龍太「姐さん演技凄いわ！ってw」


「何それー…」


龍太「何か…泣くシーンとか、怒鳴るシーンが凄かった。って」


「あぁ…」


龍太「るーたくん嫉妬するでー、って」


「何で？」


龍太「さぁ？神ちゃん見いひん方がええで、って言われたけど」


「あぁー…寸止めやけどキスシーンがあったからかな？」


龍太「あぁ…だからか」


「うん。…しない？嫉妬」


龍太「しないよ」


「何で…」


龍太「…だって、俺の奥さんやから」


「なっ…///」


龍太「ふふw」


「…もう…！」


龍太「行こ？」


「うん」





「なぁ龍太」


龍太「ん？」


「…入れ替われる薬があんねんて」


龍太「アニメの見すぎちゃう？」


「ホンマやねんて。作ってる人が居るらしいねんて…ともが言うてた」


龍太「へぇ…」


「…もしかしたら…って言われた」


龍太「入れ替わったとしても、誰と？」


「…天宮？」


龍太「…お前が？」


「分かんないけど…」


龍太「ないやろ。それに、変わってたら嫌やわ」


「何で？」


龍太「体はそのままでも心は違うんやろ？」


「まぁね…」


龍太「…天宮さんになってたら嫌やわ」


「そう？」


龍太「お前はお前やからな」


「…何それ…」


龍太「変わってたらすぐ気付くかもね」


「…ホンマ？」


龍太「多分な？…お前みたいに、暑苦しい奴どこ探しても居らんわ」


「なっ…酷いなぁ…」


龍太「そやろ？」


「もー…でも…信じてくれるなら、うちは…入れ替わってたら龍太に言うよ」


龍太「分からんけどね」


「むー…」




〜数日後〜


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


「おはー」


崇裕「あ、お嬢」


「はよ」


照史「大丈夫か？」


「…まぁまぁかな」


照史「そか」

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