J事務所の紅一点は室龍太の奥さんです Part28

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すばる「ええよ」


「分かりました」


裕「パソコンにしてや」


「はい」


〜数日後〜


ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ


「はーい」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ



玄関


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


「へっ？何で居んの？」


崇裕「ちょっと入れてーや」


「う、うん」



リビング


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


照史「龍太」


龍太「ん？」


「ちょ、何で居んのか説明してや」


淳太「2人ともオフやろ？」


龍太「まぁ…オフやけど」


「うん」


智洋「陽琉くんも陽莉ちゃんもさぁ…俺らに人見知りせんくなったしさぁ…」


「うん」


崇裕「夫婦水入らず出掛けて来い！」


龍太「は…？」


照史「たまには2人で出掛けて来ぃや」


淳太「俺らに任せて」


「えぇ…」


シゲ「不安そうな声出さんといてや」


「いや…不安やし…どうする？」


龍太「…任せてみる？」


「…そうするか…」


崇裕「子どもの事は、一旦忘れて！な？」


照史「好きな事して来ぃや！」


龍太「不安しかないし…」


崇裕「大丈夫大丈夫！神ちゃん居るし！」


「ともにしか頼れないよ…」


照史「ホンマに大丈夫やから！な！」


崇裕「ほら、行ってきーや！」


2人は背中を押された


2人「ちょっ…！」


ｶﾞﾁｬ


崇裕「イチャイチャラブラブして来い！」


照史「じゃ！」


ﾊﾞﾀﾝｯ


「…不安やな…」


龍太「…まぁね…どうする？」


「映画でも見に行くか」


龍太「せやな」




「何見よーか」


龍太「んー…長瀬くんのやつ見る？」


「あ、空飛ぶタイヤ？」


龍太「うん」


「それ見よか」


龍太「うん」






映画館


「久しぶりに来たかも」


龍太「そう？」


「望の映画ぶり」


龍太「あぁー」


「東京はいいね」


龍太「ん？」


「ドラマとか映画とかさぁ…たくさん出れるやんか。それに比べて、関西はさぁ…少ないやん」


龍太「まぁね…」


「だから…色んな事に貪欲な関西が好きや。何事にも本気で行く関西Jr.がね」


龍太「Jr.って言える年齢ちゃうけどな」


「いいのいいの。東京には30歳も居るし」


龍太「関西は厳しいから」


「…けど、龍太が居るから成り立ってる所もあると思うよ？関西はお笑いメインやんか。だからツッコミが居ると安心すんねん。皆」


龍太「…そうやとええけど」


「大吾がさぁ…映画ドラマ舞台。色々出てるけどさぁ…それは、関西Jr.を広めてくれてるんやろ。それに、この間リチャと話してん」


龍太「うん？」

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