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政氏「その時さ、まだ…アンチが多かった時でさぁ…うちわ見つけて…なぁ?」
「そうや…そのうちわがもう…悪口でな」
文一「何書かれてたんやっけ?」
「必要ないって書かれてて…ご丁寧に色ペンで書いてくれてね」
龍規「おん」
「楽屋戻ってさ…WESTとかに言われるんよ」
照史「うん」
「大丈夫ですか?って」
照史「うん」
「…うちなんかに必要にされてないし…辞めようかな…って…言うたやん」
崇裕「そやな」
「そしたら急に突き放されて…」
文一「そやな」
「辞めたかったら辞めればええやろ。って」
菊岡「いつもやったらさ…何で?って聞くのに急に突き放されてなぁ…」
「そう。え…と思って…」
龍太「止めてほしくないんやろ?だったら、辞めたいなら辞めれば?って言うただけ」
「結構グサッて来てんで」
大智「伊藤くん慰めてたもん」
「そう…」
ー回想ー
2013年
望「大丈夫ですか?」
流星「うちわありましたけど…」
「うちなんか必要にされてないし…辞めようかな…」
皆「えっ…」
菊岡「お嬢それは…」
龍太「辞めたかったら辞めれば?」
照史「龍太…お前…」
龍太「必要にされてないって感じるなら辞めれば?お前が居なくてもどーにだってなる」
「…っ…そう…やんな…」
照史「お前…」
龍太「…決めるのはお前自身や」
「…っ…」ダッ!!
智洋「お姉!」
ガチャバタンッ
照史「お前何であんな事しか言えへんねん!少しは止めようと思わへんのか!」
龍太「…止めたって無駄や…」
照史「だからって…」
龍太「俺かて辞めてほしないわ!」
淳太「龍太…」
龍太「…唯一の同期で…ここまでずっと一緒やったんや!アンチの事なんか分かってる…けど!アイツがそれに耐えてたのなんか皆も分かってるやろ!?アイツの意見には賛成は出来ひんけど…けど…」
照史「けど…何や…」
龍太「…アイツの意見が一番やと思うから…無理させたくないし…傷付いてる顔見るのも嫌やねん…これ以上傷付けたくない…だからこそ…Aが辞めたいって言うなら…それが一番やろ…俺らが止めたって無駄やろ…」
菊岡「お前には止めてほしいんちゃうか?」
龍太「けど…」
文一「お嬢が一番信用してんのも、一番好きなのもお前や」
薫太「口癖のように言うてる。「龍太にだけは嫌われたくない」って」
龍太「…っ…」
照史「お前が止めなかったら…アイツは…」
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室担の黄色ジャス民(プロフ) - Sa☆☆さん» 分かりました!書きますね! (2018年7月6日 21時) (レス) id: e9fb5bd333 (このIDを非表示/違反報告)
Sa☆☆(プロフ) - 主人公ちゃんになんかあって、龍太くんが凄く心配するみたいなお話見たいです! (2018年7月6日 20時) (レス) id: 0289ad8d0b (このIDを非表示/違反報告)
室担の黄色ジャス民(プロフ) - emmaさん» わかりました!書きますね! (2018年7月5日 19時) (レス) id: e9fb5bd333 (このIDを非表示/違反報告)
emma(プロフ) - 龍太くんがびっくりするくらいデレデレなところが見たいです!!! (2018年7月5日 18時) (レス) id: 380493f105 (このIDを非表示/違反報告)
室担の黄色ジャス民(プロフ) - Tさん» わかりました!書きますね! (2018年7月4日 18時) (レス) id: e9fb5bd333 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:室担の黄色ジャス民 | 作成日時:2018年6月30日 19時