J事務所の紅一点は室龍太の奥さんです Part27

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龍規「淳太機械音痴やしなぁ」


「そーやねん」


文一「最近絵描いとる？」


「あんま描いてへん。嵐を描いて…そっからは何も描いてない」


薫太「お嬢の絵好きやねんけどなぁ…」


「パソコンで書くと可愛くなってまうねん」


政氏「ボールペンでも描くやん」


「そやね。ボールペンやったら…まぁ…」


菊岡「WESTは描かへんの？」


「んー…あんま描かへんよね〜」


薫太「何で描かへんの？」


「言われれば描くけど…」


文一「言われへんから？」


「うん。久しぶりに描いたろか？」


菊岡「ええの？」


「いいよ。どっちがいい？」


薫太「やっぱ…パソコンの絵が俺は好き」


龍規「俺も」


文一「俺はボールペンの方がいいわ」


菊岡「俺パソコン」


政氏「俺も」


「龍太は？」


龍太「俺も？」


「うん」


龍太「どっちでもいいけど…強いて言うならパソコンかな」


「文、いい？」


文一「…しゃーないか」


「じゃあちょっと待ってて。持ってくる」


菊岡「おん」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


政氏「どうなん？最近」


龍太「んー…ちょっと不安かもしれません」


文一「お前ももう29やしな」


龍太「はい。…デビュー…したいですけど…何せユニットがないんでね…」


菊岡「あぁ…そうか」


龍太「昔みたいにユニット名を貰えないんですよ」


薫太「んー…なるほどねぇ…」


龍太「…このままやと俺も卒業かも」


文一「…お前はデビューしろ」


龍太「分かんないですよ…出来るかどうか…滝沢くんに言われました。…今のお前は前に立つ資格がないって…その通りだな…って」


薫太「…何で？」


龍太「年功序列ってやつ」


薫太「けど…」


龍太「毎日不安やで？…来年…30やし…今のままでいいのかも分からん…」


薫太「俺は応援してるから。デビュー…してほしいし…」


龍太「そう簡単ちゃうねんな…」


文一「まぁな。俺は舞台俳優やしな」


龍太「ホンマですよ。毎日毎日しんどい」


薫太「ツッコミ1人でなぁ？」


龍太「そやで…ホンマにしんどい…」


龍規「はは…w」


政氏「元々ボケやしな」


龍太「はい…」


文一「今の子らは消極的やで」


菊岡「そうなん？」


文一「ボケに行かへんもん。康二とか丈とかがボケて、それに乗る。って感じやな」


菊岡「へぇ…」


文一「1番嫌なの誰？」


龍太「えぇ…康二と丈は嫌かな…」


文一「その2人以外は？」


龍太「んー…小島」


文一「ははっ…w」

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