J事務所の紅一点は強火室担で室龍太の彼女です Part22 (ページ37)

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龍太「あっ…と…」

「無理しなくていいよ？」

龍太「ううん。…ティファニーです」

母「あら…」

「嘘やろ？ホンマに？」

龍太「うん」

「高かったやろ…？」

龍太「…正直…めっちゃ高かった」

父「いくら？」

龍太「100万…ちょっと…」

「嘘っ…！」

母「幸せやないのぉ～」

「そんな…無理しなくてよかったのに…」

父「細かく言うと？」

龍太「えっと…1,274,400円です」

父「そうか…」

「そんな…」

母「お返ししないと」

「お返し…？」

母「子ども産まなかったら許さないから」

「…それはちゃんとする」

母「うん」

龍太「内緒にして？」

「え？借金でもした？」

龍太「違うって。康二たちに伝わったらどうなるか分かるやろ？」

「あぁー…いいけど…ファンの子たちが特定すると思うで？」

龍太「アイツらにバレなければ…」

「うん。分かった」

母「私たちからお返しするわ」

龍太「いやっ…そんな…大丈夫ですから…」

父「私たちの気が済まないんや」

龍太「いやぁ…」

「ありがたく受け取っとき？」

龍太「いや…」

母「大丈夫」

龍太「はい…」

執事「お嬢様」

「はぁい？」

執事「お客様が…」

「うちに？」

執事「はい。何でも…メンバー…という方々が…」

「何人？」

執事「6名です」

「あ、お兄は？」

母「部屋よ」

「あ、じゃあお兄連れてって」

執事「かしこまりました」

「部屋行こ？」

龍太「あ、おん」

母「龍太くん、よろしく頼みます」

龍太「…はいっ」

2人は部屋に戻った

父「…彼なら大丈夫やな」

母「そうね」

淳太の部屋

執事「失礼致します」

淳太「ん？どうしたん？」

執事「お嬢様のお客様なのですが…」

淳太「アイツに行かせればええやん」

執事「それが…疑っているのかお坊ちゃんを連れて行け、と…」

淳太「はぁ…分かった。今行く」

執事「はい」

玄関

執事「こちらの方々です」

淳太「…何しに来たん？」

照史「遊びに」

淳太「なら帰れ」

崇裕「違う違う」

淳太「何？」

執事「客間にお通ししますか？」

淳太「そうして」

執事「はい。…こちらです」

皆「あ、はいっ…」

智洋「淳太、Aは？」

淳太「…今日龍太来てんねん。部屋に居る」

流星「あぁー…」

客間

淳太「…で？何の用？」

崇裕「せっかくの休み悪いんやけど…」

淳太「うん」

照史「…打ち合わせを……」