J事務所の紅一点は強火室担で室龍太の彼女です Part21

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崇裕「何か言うてたなぁ」


「まさかひーちゃんに越されるとは……」


照史「お前は子ども欲しいの？」


「…欲しいよ。けどねぇ…あのシャイボーイやからなぁ…」


崇裕「ははw」


「別にいいんちゃう？って言いそうやけど」


崇裕「確かにw」


「…だってみかさんにも言われたし…」


照史「え？いつから？」


「居候してた時」


照史「あぁ…」


「いや…みかさんはね？昔から良き相談相手やったの。んで…w昔よう言われたのが」


崇裕「何？」


「うちに嫁いで？って…w」


智洋「えっ？」


「よう言われてたのよ」


照史「好きやなぁ…w」


「ふふwうち好かれとるもん」


崇裕「ホンマやなw」


「子どもなぁ…可愛いやろうなぁ…」


照史「どうしたん」


「んー…うちもさ、子ども産むってなったら産休とらなアカンくなるやん？」


崇裕「そやな…」


「踊られへんし…歌えへんし…しんどい」


淳太「ふふw」


「ま、子どもの事はよう相談やな」


崇裕「俺ら見たいから説得してや」


「頑張るわw」


崇裕「おん」





ー休日ー


ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙ


？？『もしもし？』


「龍太？あんさぁ…今大阪に居る？」


龍太『居るけど？どうしたん』


「家来てくれへん？」


龍太『ええけど…』


「じゃあ待ってるわ〜」ﾌﾟﾂｯ



「…しっかり話さなきゃ…」



ー数時間後ー


ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ


「はーい」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


「いらっしゃい。入って」


龍太「うん」



リビング


龍太「どうしたん？」


「…あのさ…」


龍太「ん？」


「…うち、子ども欲しいんよ」


龍太「…うん」


「龍太はどう思ってるか分からんけど…うちは…欲しい…な…って…思ってる…んやけど…どう…？」


龍太「…俺はいいと思うよ。オカンも言うてたし…けど、辛くなるのはAやで？」


「…分かってる。ひーちゃんがさ…産休とるって…」


龍太「は？日向って彼氏居たん？」


「らしいで？寛貴やって…」


龍太「そうやったんや…」


「うん。…な、龍太」


龍太「何？」


「うち、辛くなってもいい。だから…子ども産みたい」


龍太「…分かった」


「…なぁ…」


龍太「ん？」


「結婚…の事やけど……」


龍太「それは俺もちゃんと考えてるから」


「…えっ…？」


龍太「…なぁ何が欲しい？」


「へっ…」


龍太「こんな事聞く事ちゃうけどさ…指輪…とか…」


「…気持ちが篭ってれば何でもいいよ」

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