J事務所の紅一点は強火室担で室龍太の彼女です Part20 (ページ47)

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Aは舞台袖に行く

真鳥「気付かんもんなんかな？」

龍太「バカは風邪ひかんて言うのにな」

大吾「ホンマですね…w」

康二「ちゃうで。風邪ひいた事に気付かへんねんで」

文一「それヤバいやんw」

古謝「ホンマや…w」

～数分後～

龍太「時間かかり過ぎちゃう？」

康二「ホンマやなぁ…ちょっと見て来てや。
龍太くん」

龍太「俺なん？」

文一「はよ」

龍太「はいはい…」

真鳥「ホンマに大丈夫かな？」

丈「どうやろ？」

舞台袖

龍太「A」

「あ、龍太…」

龍太「どうやった？」

「37.5℃…」

龍太「頭痛いとかない？」

「頭は痛くないけど…胃っていうか…何か…気持ち悪い…吐きそうな感じする」

龍太「踊ったら出てくる？」

「分からん……けど…」

龍太「ん？」

「…やるからには最後までやりたい」

龍太「…無理しないならいいよ。けど…」

「不安なのは分かってる…ただ……見に来てくれた人たちに申し訳ないからさ…」

龍太「…出番減らしてな？その代わり」

「…分かった。最後は出る」

龍太「おん。戻ろ？」

「よし…スイッチ入れなアカン…」

龍太「ええから」

「えー…」

龍太「ほらはよ」

龍太はAの腕を引っ張った

「うわっ…！」

舞台

皆「きゃーーーーーーーーー！！！！！！」

「すいません…w」

真鳥「どうやったん？」

「ん？大丈夫大丈夫」

康二「時間かかってたから…」

「あー…なかなか体温計見つからんくて…」

皆「えぇーーーー！！！！」

「ごめんごめんw」

丈「けど鼻声やで？」

「あー…アレルギーとかあるからなぁ…」

康二「あー…」

「だからちゃうかな？」

大吾「なるほど」

「うん」

ーショータイム最後ー

「ありがとうございました～！！」

幕が降りる

「ﾌﾗｯ…」

龍太「あっぶなっ…」

龍太はAを支える

真鳥「やっぱ無理してたんや…」

丈「もう～…どうりで出番減ってるわ」

康二「まぁまぁ…w」

龍太「A、歩ける？」

「…むり…はきそう……」

皆「えぇ！？」

龍太「俺ら流石に入られへんで？」

「日向が居る…」

龍太「日向～」

日向「はーい」

龍太「ちょっとトイレまで付いてって？」

日向「淳太くんに言わなアカンね。…よし、楽屋に戻ってて？医務室に行って風邪薬と、水。用意しといて」

龍太「分かった」

Aはトイレに連れて行かれた

大吾「戻ろ」