J事務所の紅一点は強火室担で室龍太の彼女です Part20 (ページ34)

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龍規「クールで怖い先輩よりか」

「そやね。…なぁきーくん。千秋楽来れたら来てくれへんかな？」

龍規「え？」

「…見せたいもんあんねん」

龍規「…まぁ…行けたらね」

「おん。…DVD出せそうやねん」

龍規「ホンマか？」

「うん。まぁ…皆には内緒にしてたけどさ…初日から、千秋楽まで、カメラ入ってんねんで？」

龍規「そうやったんや…」

「おん。だから、うちが入れたい所はDVDになると思う」

龍規「楽しみにしとく」

「おんっ」

WEST

照史「どうやった？あの子」

崇裕「大丈夫やと思うで。しばらくは龍太の家に居候するらしいし」

淳太「なら一応は安心やな」

崇裕「うん。…お嬢の結婚の条件って…」

淳太「子どもを産むこと。…別に、オカンも結婚は反対してへんねんけどいつまで経ってもせーへんなら、こっちが決めた相手と結婚しろって事を言われた」

智洋「そんなんで幸せになるんかなぁ…」

流星「絶対ならへん…」

淳太「いい人なら連れて来て、って言うてんねんけど…」

照史「何で連れて行かんの？」

淳太「批判的な事言われんのが目に見えてるからやと思うで？…別に龍太は悪くないねんけどな…」

照史「そっか…」

淳太「うん」

ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

淳太「もしもし？」

？？『淳太か？』

淳太「はぁ…何？まだあんの？」

？？『Aの事や』

淳太「昨日全部話したやろ。もうないって」

父『アイツの彼氏を連れて来い。…お前が』

淳太「は？」

父『お前が連れて来い』

淳太「何で俺が」

父『少しを話をしたい』

淳太「…アイツが文句言うても知らんで」

父『別に反対する訳ちゃう。どんな人か見たいだけや』

淳太「分かった。今日連れて行く」

父『待ってる』ﾌﾟﾂｯ

崇裕「大丈夫か？」

淳太「…多分な」

照史「そっか…」

ー仕事終わりー

崇裕「淳太！どこ行くねん！」

淳太「大阪」

崇裕「は？この後撮影やぞ！」

淳太「分かってる。…ただ、外せない用事があんねや」

照史「後日でええの？」

淳太「うん。悪いけど」

照史「分かった」

ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ

崇裕「照史…」