J事務所の紅一点は強火室担で室龍太の彼女です Part20 (ページ24)

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崇裕「現にここもそやしな」

「まぁね…でも、この家は、きーくんと龍太が居るから仲良う出来んねんで？うちは」

龍規「そうやったん？」

「うん。…レッスン場で会ってなかったら、仲良くもなってないしね？同じグループにもなってへんから」

崇裕「だって見てる時はいつも一緒やった…気がするけど？俺は」

「それはあるかなぁ…最初なんて、ホンマ…心折れるかと思ったんやで？」

崇裕「何で？」

「だって、話しかけたらめっちゃ嫌そうな顔されてんで？めっちゃ傷ついたもん」

龍太「だって嫌やったもん」

「何でやねん」

龍太「人見知りやからや」

龍規「あの時さ、仲良うなったん？って聞いたら「話しかけて来ただけやし…」って言うてたで？w」

「おいおいおい、うちが一方的に喋ってる訳ちゃうねん」

龍太「昔はここまで喋ってなかったけど…今思えば口から生まれたようなもんやんか」

「よう言われる」

崇裕「淳太から言われたやろ？w」

「そうやねん！」

丈「淳太くんからなん？」

「そうちゃうかなぁ？あまりにも喋りすぎるから、「お前口から生まれたやろ」って言われてんで？実の兄にやで？」

崇裕「だってそうやんw」

「小さい時はここまで明るくなかったから…生まれ変わったんやろな」

智洋「いい方やね」

「そやな」

ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

「…お兄？どした？」

淳太『結婚の事やけど…』

「えー…今聞きたくないのに…」

淳太『いい報告と悪い報告があるけどさぁ…どっちが先に聞きたい？』

「え…いい報告…」

淳太『結婚は破棄になった』

「マジで？」

淳太『うん。悪い報告は…』

「あぁ…」

淳太『お前が今の恋人と結婚するなら、親は連絡を絶ちたいって』

「はぁ？どう繋がんねん」

淳太『だから親はその…ジャニーズをやってる事に今でも反対やし…何ならおじいちゃんの会社継いでほしいって思ってるらしいねんて』

「今更やろ…13年もやって辞めろとか言わさへんわ」

淳太『まぁまぁ…でさ…』

「うん」

淳太『お前はどうしたい？』

「え？」

淳太『俺はお前の意見に従う。…結婚したくないなら親に言うとくし、結婚も視野に入れてんなら、それも伝えとく』

「…伝えて」

淳太『分かった。…本気やねんな』

「うちはいつでも本気や。…頼むわ』

淳太『分かった。…話が終わったらまた連絡するわ』

「待ってる」ﾌﾟﾂｯ