J事務所の紅一点は強火室担で室龍太の彼女です Part20 (ページ14)

今日:12 hit、昨日:3 hit、合計:207,421 hit

14 ページ14

.

「たっくさん話した…アクロバットの事や…今後のグループの事とか…「もしも俺が辞めたらグループはお嬢に任せるな？」って言われて…「縁起でもない事言わんといてよw」って…その時は笑って言うたけど…本心は…「もしかしたら…」って思ってて…」

照史「…うん」

「ホンマに辞めるなんて思ってなかった…」

崇裕「…そやな」

「…優しくて…何でも聞いてくれて…悪い事したらちゃんと叱ってくれてさ…うちはね…そんなきーくんが大好きやったの…なのに…東京から戻って来て…春の松竹座が終わったら…マーシーと一緒で…来なくなかったの…何でか分かんなくて…タピや薫太と一緒に…龍太に聞いたら…「…辞めたで」って…静かに言われた…頭ん中真っ白になってもうて…マーシーが辞めて…きーくんも辞めて…タピと薫太はないと思ってたのに…辞めちゃって…何回も言うたのに…「絶対に辞めないで」って…それやのに…ｸﾞｽｯ…」

照史「もう分かったから……言わんくてええて…」

「もう…居なくなるのなんて見たくない…」

崇裕「お嬢…」

「あの時に涙枯れたと思てたのに…すっごい…引き止められない自分に腹立って…」

智洋「…うん…」

「…2人が辞めた翌年にデビュー決まって…このままでいいのか分かんなかった…」

照史「…何で…？」

「…龍太と文を関西Jr.に置いて……デビューなんてしたくなかった…話聞いた時…すごく嬉しかった…けど…すっごい複雑で…2人を置いてデビューなんて…自分だけズルいって思て…大晦日…4人がデビュー発表してた時…何でシゲと望は一緒やのに…ともと流星は居らんの…？って…照史とお兄が居るのに…何で崇裕さんは居らんの…？って…すごい…疑問があって…3人を入れる事が決まった時…うちは…なにきんや龍太と文と居たのに…事務所に呼ばれた意味が分からんくて…」

崇裕「…おん」

「「Youもデビューするよ」って言われてさ…やっと心が落ち着いたと思ったのにさ…また乱されて…」

照史「…けど…何で最終的には承諾してくれたん…？その…デビューについて…」

「…なにきんには言えなくてさ…龍太と文に事務所に呼ばれた理由を話したの…そしたら…「よかったやん」って…きっと…ホンマは悔しくて悔しくてたまらんのに…こんなうちを祝福してくれてさ…2人が…「お前の活躍期待しとるから」って言うてくれて…期待に答えなと思って…」

照史「そっか…」