J事務所の紅一点は強火室担で室龍太の彼女です Part20 (ページ13)

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「なるほど…」

雅紀「…時には立ち止まってもいいんだよ。人間完璧な人なんて居ないしね。…能天気にしてた方が人生楽だよ」

「ふふw」

雅紀「ん？」

「相葉くんらしい。いつも楽しそうやもん」

雅紀「楽しいもんw」

風間「まぁ…相葉ちゃんが暗くなったらさ…ちょっと体調悪いのかと思うよね」

雅紀「ちょっと！」

風間「はははw」

「ふふw…WESTでも頑張んなきゃ…」

雅紀「息抜きしてね」

「…おんっ」

WEST楽屋

ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ

照史「あ、おはよ」

崇裕「おはよー。お嬢」

「はよ…ふぁあ…」

淳太「また寝てないん？」

「んーん。…昨日ね、相葉くんと風間くんとご飯行ったの」

流星「えっ？」

「歩いてたらさ、相葉くんに声かけられて…暇ならご飯行こ？って」

照史「うん」

「行ったらさ…風間くんも居った」

淳太「楽しかった？」

「うん。…何やろね…未だにさ…キクと薫太が言うた事が離れないんよね…」

崇裕「！？」

智洋「えっ…」

崇裕「お嬢…って…菊さんの事…」

「ん？タピ？」

照史「い、今…キク…って……」

「あ、嘘。無意識やった…」

淳太「…無意識にキクとは言わんやろ」

「…ホンマに大好きやったのかも…」

流星「A…」

「忘れたい訳じゃない…けど…感傷的になるんよね…」

照史「…なら、無理に思い出さなくても…」

「違うの…」

照史「え…？」

「ホンマは…大切にしたいの…言われた事…けど…思い出したら…楽しかった思い出も…全部、全部思い出しちゃって…苦しくて…」

Aは泣きながら喋る

「寂しくて…一緒に居た時間が…少なく感じて…まだ…まだ一緒に居たかった…それやのに…そんな思い儚く散って…」

崇裕「お嬢…」

「未だに思い出すの…マーシーがね…辞める前に…うちに宇宙の話をしてくれたの…空はどこまでも続いてるけど…宇宙には終わりがないねんで、って…デビュー、出来るかな？って……うちに何でその話をしたのか分かんなくて…どうしたの？って聞いたら……お嬢は、必ずデビュー出来るから、メンバーの…ムードメーカーで、関西Jr.のお嬢様で居て。って言われたの…何の事か分かんなかった…けど…次の日からマーシーはレッスン場に…来なかった…何日間待っても……そしたら…「辞めたらしいで」って言われた…」

照史「そうやったんや…」

「うん…きーくんも…たくさん美味しいお店に連れてってくれて…」