J事務所の紅一点は強火室担で室龍太の彼女です Part20 (ページ11)

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「まぁ…」

雅紀「そっか。暇ならご飯行かない？」

「へっ？」

雅紀「今からかざぽんと飲むからさぁ…姫も来ない？」

「迷惑じゃなければ……」

雅紀「いいよいいよ。おいで」

「はい」

食事処

風間「あれ？姫じゃん」

「ご無沙汰してます…w」

雅紀「連れて来ちゃった」

風間「そっかw」

雅紀「座って座って」

「はい」

風間「最近忙しそうだね」

「まぁ…ありがたい事にたくさん仕事を貰うんで…」

風間「そっかそっか」

雅紀「けど楽しそうだよね」

「まぁ…w」

風間「タッキーと仲良いもんね」

「そんな事ないですよ。仕事で一緒になったってだけで…」

雅紀「俺らにもタメにしてよ」

「けど……」

雅紀「いいのいいの。だってタッキーはタメにしてって言われてしたんでしょ？」

「まぁ…」

風間「じゃあ俺らもそうして？」

「…はーい…」

雅紀「呼び方は普通でいいからさ」

「…分かった」

風間「うん」

雅紀「かざぽん何て呼ばれてんの？」

風間「普通に風間くんだよ」

雅紀「姫さぁ…皆に呼び方が変だって言われない？」

「んー…あんま人が呼ばない呼び方で呼んでるからたまになら言われるかなぁ…」

雅紀「だって濵田くんの事何て呼んでる？」

「崇裕さん」

風間「えぇー？」

「何か…濵ちゃんって皆が呼んでるから嫌やなぁ…思て、なら崇裕さんにしよって」

雅紀「村上の事は？」

「村さん」

風間「え？」

「関西Jr.の年長者の人がそう呼んでたんで、真似ただけ」

雅紀「あー…」

風間「でもさぁ…兄妹で同じグループって、珍しいよね」

雅紀「確かに。なかったもんね」

風間「うん」

「Jr.の時は違うグループやったけど…」

風間「そっか」

「うん。…デビューしてからも辛い事とか…苦しい事ってたっくさんあるんよなぁ…」

雅紀「そうだねぇ…デビューして＂終わり＂じゃないもんね」

「うん…デビューしてまた1から始めるからなぁ…」

風間「ふぅ～ん……俺には分かんないや。俺は俳優の道を選んだから」

「んふふ…wうちもその道選んでたら気持ちなんて分かんなかったかもしれない」

雅紀「そういう道に行こうと思ったの？」

「んー…最初ね？デビューから漏れたんよ。だから…もしも、今くらいの年齢になるまでデビュー出来なかったら、辞めるか、その…俳優の道を選ぶかで迷ってたから…」

雅紀「あ、そっか。WEST大変だったもんね」