強火室担の紅一点は黄侍の妹 Part11

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「メイクすればね？可愛くなったり、カッコよくなったりするけどさぁ…スッピンはね…アカンよね」


丈「嫌なん？」


「嫌や。だって…ねぇ？」


丈「いや、知らんしw」


「ふふwやっぱべっぴんさんて言われる人はスッピンも可愛いんやろな」


丈「可愛くないん？」


「ブッサイク」


康二「絶対ない」


「ある。あれや…朝むくんでるんよ。顔」


丈「そうなん？」


「ヤバいよな？うちの朝の顔」


龍太「うんwスゴいむくんでるもんw」


「せやろ？メンバーにも言われるしスタッフさんにも言われて…」


大吾「わぉ…w」


「ヤバいやろ？やから朝のうちには会ったらアカンで。別人やからな」


丈「そうなんやw」


「うん。だってさ、薫太と同じ部屋になった時ね、アイツの方が早めに起きてたの」


丈「うん」


「んで…起きるやん」


大吾「ほぉ」


「そしたら薫太が見てきて、笑うねん」


皆「え？」


「むくんでるから…パンパンやねん」


康二「あー…」


「うちの顔が余程オモロかったのか、ツボりよったからな。アイツ。失礼な奴やで」


龍太「ホンマやな…w」


「せやろ？ホンマ酷いわ…人の顔見て笑てるんやで？失礼すぎやろ」


康二「はははw」


大吾「でもそこまでむくまないと思う」


「思うやろ？ホンマにヤバいで」


大吾「そうなんや…w」


「うん」






ー稽古場ー



真鳥「朝から体動かんよ〜…」


丈「ホンマやわ。ふぁあ〜…」


康二「姐さん大丈夫かなぁ…」


丈「ん？何が？」


大吾「いや、朝は顔が浮腫むって…」


真鳥「あー…そうなんや」


康二「らしい」


丈「どうなん？この時間」


龍太「さぁ？多分すぐに戻るやろ」


丈「ほぉ〜ん…」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


「おっはー」


皆「おはよー(ございます)」


丈「あ、大丈夫やん」


「アホか。朝はよ起きて直したんじゃ」


康二「あ、なるほど…w」


「うん。あとなぁ…」


真鳥「どした？」


「…ふふw辻もっちゃんとお菓子作った」


丈「辻本？なんで？」


「え？暇やったから」


真鳥「は？w」


「いやー…今ね？康二と大吾と流星とかさ？敬語抜きで頑張ってるやん」


丈「うん」


「その〜…ご褒美用のお菓子と罰ゲーム用のお菓子を作ってきたんよ」


龍太「うわ…」


「ご褒美用はもちろん美味しいけど罰ゲーム用のやつはホンマにすごいで」


龍太「何が」


「レベルアップした」


真鳥「うわっ…」


龍太「ホンマ悪魔やなぁ…」

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