強火室担の紅一点は黄侍の妹 Part9

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SF「どーゆー事ですかー！」


「…すぅ…声デカい！少しは黙れ！！」


関ジュ「…っ！」


SF「…っ！？」


「調子悪い奴も居んねん。少しは黙れや」


SF「な、何が悪いんですか！」


「はぁ？そんなんも分からないんか！」


SF「…っ！」


「お前が調子悪くて頭痛い時大声出されたらどう思うねん！嫌やろが！ホンマ黙れ」


SF「…っ…」


「…何しに来てん。迷惑かけに来ただけか？ホンマに鍵の事なんか？稽古終わりやねん。疲れとんねん。皆。そんなんも分からんか？ホンマ…能無しやな。どこ行っても役に立たんわ…帰れ。…この能無しが」


SF「…っ…」ﾀﾞｯ


ﾊﾞﾀﾝｯ


薫太「…いい？」


「おう」


関ジュ「…怖い……」


「あ、ごめんよ。ちびっ子たち」


ちびジュ「い、いえ…」


真鳥「余程のことがない限り怒らんからな？このお姉さんも」


ちびジュ「は、はあ…」


「ごめんごめん。龍太も辛かったな」


龍太「…だい…じょぶ…」


薫太「帰ろ。…震えとる」


「あ、そやな。…位置確認とか、振りはまた元気になったら教えたって」


康二「…はい」


「あ、ただの風邪やから安心してな」


大吾「良かったです」


「おん。またね〜」


関ジュ「はい！」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ




車中


薫太「お嬢」


「…ごめん…」


薫太「別に大丈夫やで？あの人も昔から変わらんな。嫌がらせのプロやで」


「…そやな…w」


薫太「しんどい時にあれは嫌やな…」


「うん…」






室家


淳太「ただの風邪らしい」


大智「良かった…」


〜数時間後〜


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


薫太「ただいま〜」


皆「おかえり」


大智「…何かぐったりしてへん？」


「ちゃうねん…稽古場が…うちらが昔使ってた所やってん」


崇裕「うん」


「あのデブが居ったわ…」


大智「あの声大きい人？」


「そう。龍太調子悪いのに悪かったな…って思って…」


淳太「そうか…」


「ホンマ…解雇にしたろかアイツ…」


政氏「怖い怖い…w」


「んふふwでも…2度と行きたくないな」


照史「そやね。ご飯どうする」


「食べる〜」


薫太「あ、俺も」


照史「あいよー」


「うち後輩に怖いって言われてんけど」


大智「怒ったん？」


「怒った」


政氏「完全それやろ」


「そこまでちゃう…？」


薫太「十分怖かったです〜」


「あら…w」


政氏「めっちゃムカついたんやな」


「そう。めちゃくちゃムカついた」


淳太「まぁ…調子悪かったしな」

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