強火室担の紅一点は黄侍の妹 Part9

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「眠た…ふぁあ…」


淳太「んー…」


政氏「ふぁあ……お嬢起きてたんやな」


「うん…眠い…」


政氏「寝ればええやん」


「寝られへんねん」


政氏「そか…w」


「うん。キッチン借りてええかな」


政氏「ええんちゃう？」


「朝ごはん作るわ」


政氏「おう」


「眠い…もう〜…」


政氏「お疲れ様。…室は？」


「きーくんなら…仕事やって言うてもう出て行きはったよ」


政氏「そーかそーか」


「うん」


照史「んーっ…あれ…マーシー起きてたん」


政氏「おう」


照史「ふぁあ…A朝ごはん？」


「おん」


照史「皆起こすか」


政氏「そやな」



〜数十分後〜



崇裕「眠たー…」


菊岡「ホンマやわ…」


政氏「お嬢〜、龍太が起きひん」


「えー？」


薫太「龍太〜」ﾂﾝﾂﾝ


龍太「んぅ…」


「もう〜…照史〜、代わって〜」


照史「あいよー」


「ホンマに起きひんの？」


政氏「せやねん」


菊岡「誰がやっても無駄やった」


「何で…」


淳太「さぁ？」


崇裕「起こしてぇや」


「んもう〜…龍太〜、起きや〜。ご飯やで」


龍太「んー………」


「龍太〜？りゅー？」


龍太「ん……」


「調子悪いんか？」


薫太「体温計いる？」


「けど分からんよなぁ…将也起こして来て」


薫太「分かった」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


「んー…分からんなぁ…」


Aは龍太の頬に手を当てる


龍太「…ん…冷た…」


「龍太？体怠くない？」


龍太「…なぃ…」


「ホンマか…？」


文一「室に伝えとくか？」


「おん。お願い」


文一「分かった」


「あ、お母さん居らんの？」


政氏「さぁ？」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


将也「んぅ…何…」


「あ、将也ごめんな？体温計ってどこ？」


将也「誰か風邪…？」


「龍太がちょっと怪しくて…」


将也「んー…分かった」


「あ、あと、お母さんは？」


将也「おひごと…ふぁあ〜…まだ帰って来てないよ」


「分かった」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


「照史、一応お粥作っといて」


照史「分かった」


「仕事あったっけ…」


淳太「ない」


「看病するか…」


薫太「俺らも手伝うよ」


「助かる」


ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ


将也「お姉ちゃん」


「ありがと。お母さんにも伝えといて」


将也「分かった」


「龍太？ちょっと起きて」


龍太「んー……」


「ちょっ…薫太、起こして」


薫太「あーい」


薫太は龍太を起こす


薫太「うわぁ…あっつい」


「こら熱やな…一応測るか」

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